表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
91/304

~乾坤一擲!?~

 ~乾坤一擲!?~


 見てるとただただ「すげぇ~」って関心しちゃうアルの動きだけど、その動きは邪魂の攻撃をギリギリのところで避けてるみたいで、見ている僕にとってはヒヤヒヤものでもあり、見てるこっちも冷や汗が出てきそう・・・

「アル、あまり調子に乗るなよ、見てるこっちが怖くなる」

 僕もアルの動きに合わせながら、ブレードルミナーを連続で撃ち込んで少しでも邪魂にダメージを与えようとしてるんだけど、見る限りダメージは加えられてないっぽい。

バシュ~ン!バシュ~ン!(ブレードルミナー発射音)

「くっそ! いくら撃ってもノーダメージっぽい」

 僕とアルが必死に邪魂の注意を引いてる間にエレーナとタミーの攻撃の準備が整ったようだ。

「ユウト、アル、ご苦労様でした、もう大丈夫です、危険ですから離れてください」

 エレーナから離れるよう指示が出た、それを聞いた僕とアルは邪魂から離れた場所へ移動。

 アルはさっとジャンプして退避、僕はチャージしてたパワーをブレードルミナーにこめて撃ちながら後方へ退避した。

バシュ~ン!バシュ~ン!(ブレードルミナー発射音)

 エレーナとタミーは、中腰のタミーが前でスタンバイ、その後ろにエレーナが立ち、二人ともそれぞれ腕を目いっぱい前に伸ばし術の発動へ最終体制だ。

 エレーナが詠唱を始めて、同時にタミーが瞑想し、術へパワーチャージ開始、するとその気配を察知したのか、邪魂がエレーナ、タミーの方向へ顔を向けてしまった。

「マズい! 邪魂のヤツ、エレーナ達の動きに気づいちゃった!」

 僕はとっさに邪魂の注意をこっちに戻す方法を探した。

「アル、僕を邪魂の頭めがけて投げてくれる?」

「えっ? えぇ~っ!? なにそれ?」

 アルはいきなり過ぎて、頭が「??」状態みたいだけど、説明なんて余裕ないし、とにかく投げてくれと指示、するとアルは全然理解できないまま僕の腕をつかんで、

「いっくよ~っ! デヤァ~ッ!」

 アルが僕の腕をつかんで目いっぱい投げ飛ばしてくれて、その方向は僕の狙い通り邪魂の頭の後ろへ一直線!

「ブレードルミナーッ!」

バシュ~ン!(ブレードルミナー発射音)

 僕は空中を飛びながらブレードルミナーを撃った!

 その反動はものすごく、空中に浮いてる状態だったので反動を受け止めることができず一気に後ろに飛ばされてしまった。

 さらにその直後、エレーナとタミーのコラボ術が一発の矢弾を放った!

「超貫矢弾~ッ!」

ギュォ~ン!(エレーナとタミーのコラボ弾の発射音)

 僕のブレードルミナーとエレーナ、タミーのコラボ矢弾、そのふたつが期せずして邪魂の頭部を同時に前後から挟むように命中した。

バギュォ~~ン!!(邪魂の頭部に命中した音)

 命中と同時にものすごい轟音と、目を開けてられないくらいの閃光が辺りを包んだ。

 轟音と閃光のなか、僕は反動で後ろに飛ばされたけど、上手くアルがキャッチしてくれて助かった。

 僕とアルは轟音と閃光の中、邪魂を倒せたかどうかが気になっていた。

「やったか? くっそっ! 眩しくて見えない!」

 徐々に閃光が収まり、状況が見えてくる。

 さらに閃光の先にエレーナとタミーも見えた、ふたりも無事なようだ。

「エレーナとタミーが見えた! ふたりとも無事だね」

「あぁ、これで邪魂さえ退治できてれば、ミッションコンプリートだ」

 そういってるうちに閃光のなかに縮んで小さくなっていく邪魂が見えた・・

今日は夕方から雨が降っちゃって、仕事の帰りは足がビチョビチョで

テンション下がりまくり・・・

でも、お話を進められてテンションふっかぁ~つッッ!!!^^

今話のサブタイトル「乾坤一擲」って昔おばあちゃんに教えてもらった

言葉なんですけど・・今話の中身とちょっとズレてるかも?・・・

意味は「一か八か」みたいな感じだったはずなんですけど、はっきり判らないので、意味についてはネットで調べてみて下さいネ。


いつも読んで下さってる皆様、今話もよろしくお願いします!!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ