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~攻勢へ!~

 ~攻勢へ!~


 邪魂が四方八方へ、岩や石を飛ばしてる、こっちは邪魂がしっかり見えてないので邪魂の攻撃する方向すら把握できないでいるので避けるので精いっぱいな感じ。

 そればかりか、なんとかして邪魂の姿をはっきり視覚化できないと、こっちの体力とメンタルがどんどん削られていくだけ。

「避けまわってるだけって・・」

 とくにアルが心配だ、アルはエレーナやタミーのような防壁を持っていないから、邪魂の攻撃を避けるにはとにかく飛んでくる石を避け続けないといけない、でもそれじゃちょっとの判断ミスでも大きなダメージを受けかねない、最悪命に関わるかもしれない。

 僕はそう思いながらも、これといって解決策を見つけられないまま拡散ブレードルミナーを撃ち続ける。

バ~ンッ、バンッ (ブレードルミナーが石を破壊する音)

 そんな僕のブレードルミナーの砕いた石が、運悪く乗ってきた馬車に当たった。

ギャジャ~ン(石が当たり馬車が砕ける音)

「馬車がッ!」

 馬車が砕けると同時に、乗せてあった荷物が周囲に飛び散った、その中に見覚えのない金物でできた缶が3個ほどあった。

 そのひとつがタミーの前に転がっていった。

「何この缶? 私たちの荷物には無かったものね」

 その缶にエレーナは見覚えがあるようで。

「それはミルク缶です、馬車の持ち主が積んでいたモノです」

「ミルク缶?」

 僕はとっさに以前修学旅行で行った北海道の農場で触ったしぼりたてのミルクを思い出した、それはコンビニやスーパーで売ってる牛乳とは違い、ベタベタしてて、まるでオイルを触ったようだった。

「そうだッ!」

 僕はベタベタするミルクの記憶から、邪魂の視覚化のヒントになるアイデアを得た気がした。

「タミーッ、そのミルク缶を邪魂の上あたりめがけて投げ飛ばしてッ!」

「えぇ~? なに? とっ、飛ばせばいいのね?」

 急に僕からミルク缶を飛ばしてと言われて、訳が判らないって感じだったけど、とにかく僕の指示とおりにミルク缶を邪魂の真上に飛ばしてくれたら、あとは僕がなんとかできるはず!

「行くわよッ!」

 パシュ~ン(タミーが術を使ってミルク缶を飛ばした音)

 タミーが飛ばしたミルク缶は邪魂の動きとピッタリ狙ったかのようにリンクしてる。

「よし! いいぞタミー!」

 僕は飛んでいくミルク缶めがけてブレードルミナーを撃った。

「ブレードルミナーッ! 行ッけ~ッ!」

バシューン!!

 僕の放ったブレードルミナーの光矢は真っすぐミルク缶に向かう。

「エレーナッ! 邪魂に砂をかけて!」 

 僕はブレードルミナーを放つと、すぐさまエレーナに次のプロセスである砂かけを頼んだ。

「承知ですユウトッ!」

 エレーナは僕の意図をすぐ汲んでくれたくれたみたいだ、さすがエレーナ!

「操空神術!」

 エレーナはすぐさま、神術を使って地面の砂を空間に持ち上げ邪魂に向けて一気にぶちまけた。

バァ~~~ンッ!!!(ミルク缶がブレードルミナーで破裂した音)

 まず上空からのミルクの雨が邪魂に降り注ぐ。

バラバラバラバラバラ(ミルクが邪魂にかかる音)

 ミルクがかかったことでそれまではっきりしてなかった邪魂の姿がクッキリと見えるようになった。

ズサ~ッ!(砂を邪魂に向けて飛ばした音)

 さらにそこにエレーナが飛ばした砂がかかる、先にかかってるミルクがノリの役割をして邪魂の姿をしっかり明暗をつけて実体化してくれた。

「やった~ッ! 邪魂の姿がはっきり見えるようになった!」

「スゴイわ、ユウト! 相手が見えれば形勢逆転よ!」

「ユウト、すっご~い! これならアルも邪魂を狙うことできるよ!」


これで邪魂をしっかり捉えられる! 僕たちが一気に反転攻勢に出ることが出来る!

今日はやっときた日曜日!朝からお洗濯です!

溜まってる洗濯物を一気にかたずけて、その後はお部屋のお掃除、

ふぅ~お掃除もお洗濯も済んで、気分イイィ~ッ!!^^

そしたら、なんだか眠くなっちゃって、午後は爆睡しちゃいました・・・

なのでお話の更新もこんな時間に・・申し訳ありません・・・

いつも読んで下さってる皆様、今話はちょっと文字数多めですけど、よろしくお願いします!!



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