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~見栄っ張りの町?~

 ~見栄っ張りの町?~


 次の目的地、テイシカイエン

 ちょっとクセ強な町っぽい・・・

 僕は面倒なことになるくらいなら、町に入らないほうがいい気がしていた。

「確かにユウトの言う通りかもしれません、しかし、今回の仕事のオファーはあの町から出ているのです、なので行かないわけにはいきません」

「あらら、ギャラが高いのってそれが理由だったのかしら? 困った町ね」

 タミーが嫌味っぽく言ったけど、そんな町の仕事じゃ、だれも受けないかもしれないし、せめてギャラくらいはずんでくれなとって思うのは当然かもしれない。

 僕たちは町のゲートまで来た、独立国家を名乗ってる町にしてはゲートはいたって普通、ゲートの脇に出入りの管理事務の窓口があるので、そこでエレーナが入国?手続きをしてくれたけど、これも予想に反してあっさりオーケー、もっと面倒くさいことがあるかもって、構えていたのだけど結果的には僕たちの取り越し苦労だった。

「なんだか、あっさり入れちゃったね、アルはもっといろいろ聞かれて面倒かなって

持ってたよ」

「私もよ、独立国家なんていってる町だっていうから、もっと細々と審査とかネチネチ質問とかあるかもって思っていたわ」

 タミーとアルはかなり緊張してたようだったから、あっさり入れ過ぎて拍子抜けって感じだ、まぁ僕も似たようなもんだけど・・・

「さぁ、まだちょっと早いけどまずは宿を決めましょうよ、緊張してたからドッと疲れが出たわ、ねエレーナ、いいでしょ?」

 今日は意外にもタミーが宿のことを言い出した、いつもはアルが言い出しっぺなのに・・・それだけタミーも疲れてるってことなんだろうな。

 空を見上げていたアルが建物のことを気付いて、

「ここの建物ってどれもおっきいね、アル初めて見るよ」

 このアルの言葉に僕も建物を見上げて気が付いた。

 この町の建物はどれもまぁまぁの高さがある、人間界のタワーマンションほどではないけど、トレンスやツーソンにあった建物よりはかなり高いものばっかりだ。

「エレーナ、この町は高い建物が多いね、ほかの町は雰囲気が大違いだよ」

「ユウト、アル、よく気が付きましたね、この町はほかの町より進んでいることを誇示するために建物を高くすることに力を入れているのです」

「えっ? それって見栄を張るためってこと?」

 僕が思ったことをそのまま口にしちゃったら、それに釣られる様にアルも、

「見栄っ張りの町か・・・アルそういうのキライなんだけど・・・」

 そう言うアルの耳はすっかり垂れていた、よっぽど見栄っ張りがキライなようだ。

 僕が建物のことを言ったせいで、宿捜しから意識がずれてしまったけど、エレーナがそれを元に戻するように、

「宿捜しのほうはどうしますか? アルもどんな宿がいいとかあるのではないですか?」

 そうエレーナから言われてタミーもアルも思い出したかのように、

「そうだった! 宿捜ししなきゃならなかったんだ、ユウトが変なこと言うから忘れちゃってたよ」

「そうだったわ、宿捜し忘れてたわ、このままじゃ町にいるのに今夜も野宿になりかねないわ、そんなのイヤよ」

 急に空を仰いで、そろそろ暗くなってきそうな時間だってことでちょい焦ってるふたり、妙なコント感があってちょっとおかしく見えた。

 まぁいろいろあって宿捜しとなり、いつも通りアルが周辺の宿をチェック、そのうちからアルのセンスに合った良さげな宿にチェックイン、無事僕と女子3人の二部屋をゲットし、部屋へ入った。

「ふぁ~、やっぱりベッドはいいわぁ、フワフワで今夜もよく眠れそうだわ」

「キャァ~、このベッド最高にフッカフッカ! キッモチイイィ~!」

 タミーとアルは部屋に入るなり、一直線にベッドへダイブ! フワフワのベッドに埋まって気持ちよさそうにしている。

 エレーナはそんな二人とは対照的に窓から外を眺めて、周囲の状況のチェックをしてるようだ、心配なことでもあるのかな?

「エレーナ、この町に何か不安な部分とかあるの?」

 気になって聞いてみた、すると、

「いえ、特にはありませんけど、一応周囲の確認をしておかないと万一の時に対処に手こずると危険ですから」

 いつもながらエレーナの危機管理能力というか気遣いには恐れ入っちゃうけど、もう少し気を緩めてくれてもいいって思う、だからエレーナは聞き入れないとは思いながらも、

「エレーナ、もうちょっと楽にしててもいいよ、僕やタミー、アルもいるんだから、大丈夫だよ」

 僕がそう言うと、ベッドで横になっていたタミーもエレーナを見て、

「そうよエレーナ、私もアルもいるんだし、もっと私たちを信頼してほしいわ」

「そうですね、私だけではのないんでした、もっと旅を楽しむことにします」

「そうそう、楽しんでこその旅だよ」

 僕とタミーの言葉にエレーナもやっとやわらかい穏やかな顔つきになった。

 その半面、すでのアルはベッドで軽い寝息を立てている! これはこれで少々気が緩み過ぎな気がするんだけど・・・

今話は文字数が多くなっちゃいました・・・

う~ん、もっと作文力があればこんなことにはならないんだろうなぁ・・・

皆さま、長くて読みずらいとは思いますけど、

見捨てないでくださいネ。

では、次話もよろしくお願いします!!


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