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~次の町、カイエンへ~

 ~次の町、カイエンへ~


 しばらく寝ていると僕よりも早くエレーナが起きたようだった。

「みなさん、起きてください、そろそろ出発しましょう、あまりゆっくりしてると今日中に次の町へ着けなくなってしまいます」

「ファ~、もっと寝てたいよ~」

「そうね、このイイ天気、昼寝にはちょうどいい具合よね」

「でも、ゆっくりしてたら、今夜テントで野営しなくちゃいけなくなるかもよ」

 僕がテント泊ってタミーとアルを脅かすように言ったら、その効果はてき面だった。

 僕の言葉を聞いたとたん、アルはすっ飛ぶように起き上がって、

「テントで寝るなんてイヤッ! ちゃんとしたベッドで寝たい! だから早く宿に着こう!」

 さらにタミーも、

「私もテントよりベッドがいいわ、もうちょっと寝ていたい気分だけど、今夜のために今は我慢するわ」

「僕はテント泊も好きだけど、できればベッドで寝たいよね」

 僕はここでテント泊しようなんて言ったらタミーとアルに大バッシングを受けそうな空気を感じ取って無難なコメントでやり過ごした。

 4人でそれぞれ手分けしてテントをかたずけ、焚火を処理を済ませ、ふたたび先を目指し歩きはじめた。


 歩くこと数時間、やっと次の町が見えてきた。

「町が見えてきたよ、あの町は何て町かな?」

 至極当然なアルの疑問にエレーナが答えた。

「あの町が次の町、帝市カイエンです」

「テイシカイエン?」

「テイシカイエン? それ全部が町の名前なのかしら?」

 そう聞かれたエレーナは空中に文字を書き始め、町の名前の意味を説明してくれた。

「町の名前は帝市カイエンと書きます、あの町は一独立国家を宣言している町なのです、ただし、ほかのどの町もその独立宣言を認めていません」

 エレーナの説明を聞いたタミーはあきれ顔で一言

「勝手な町ってことね」

「そんな町に入れるの? もし入っても面倒なことが待ってそうな気がするけど」

 確かに、変に面倒なことになるのは遠慮したいよね・・・


今日はお休みなので、この時間に更新です。

次の町までのちょっと半端なお話なんですけど、

いかがでしたでしょうか?

わたし自身もちょっと中途半端になっちゃったなぁ・・・って

反省?しています。

そのぶん次話頑張りたい?と思ってますので、

読んで下さってる皆さま、よろしくお願いいたします!!

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