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~願いを叶えるため・・~

 ~願いを叶えるため・・~


 僕はカリーナ達巫神の動きに少々不安になって、それを思わず言葉にしてしまっていた。

 それを聞いていたエレーナが、僕の不安を拭ってくれるかのように、

「ユウト、大丈夫です、カリーナは私と同じランクの巫神、そしてそのカリーナが指揮する巫神たちですから、その力は最高レベルです、安心して任せてましょう」

「うん、そうだよね、エレーナの知り合いのカリーナだもん、しっかり薫に身体を与えてくるよね」

 僕は自分自身を納得させる感じでエレーナに返事をした。

 そうしてるうちに、巫神たちは薫に術をかけ始めて、術を掛けられた薫は金色の輝きの中に浮き上がり始めてる。

「きれいだ・・・」

 僕が金色に輝く薫の姿に見とれていると、エレーナが声を掛けていた。

「カオルが輝いてますね、あの輝きに導かれカオルは巫神殿へ行くのです」

「巫神殿?」

「はい、巫神殿は私たち巫神の故郷みたいな場所です、私たちは巫神殿で巫神としての修行をし、一人前の巫神になるのです」

 エレーナは巫神殿の説明をしてくれた、薫はその巫神殿へ行って新しい身体を与えてもらうらしい。

 エレーナの説明を聞いてるうちに薫は巫神達の中心から10メートルくらい浮き上がって、その薫に続き巫神たちも浮き上がって上空へ上がっていく。

 薫と巫神たちは少しづつ上昇すると、だいたい20メートルくらい上がったところで、空間に魔法陣のような模様が現れ、その中心へ薫、巫神の順に吸い込まれるように消えていき、薫たちが消えるとともにサークルもス~ッて感じに消えていった・・

 数日とはいえ再会できた薫の姿が見えなくなって、僕は形容しにくい不安感と寂しさに襲わた、しかし、そんな僕を察してエレーナが言葉を掛けてくれた。

「ユウト、薫と別れることになって寂しいですか? でも、それもしばらくの間です、今は寂しくてもその先には輝きに満る未来が待っているのです、カオルが戻って来る日をみんなで待ちましょう」

 そう言いながらエレーナは優しい笑顔だった、その笑顔は僕にとって至高の笑顔に見え、エレーナへの想いが数倍に爆上った(前日比)。

 さっきまで薫のことばっかりだったはずなのに、数秒でエレーナの笑顔にヤラレてる僕・・・節操ないなぁ・・・

今話の投稿はいつもよりちょっと早い時間にできました!!

職場の昼休みにスマホでちょっとだけお話を進めることができたんです、

それでこんなに早い時間に更新できました~^^

毎回こんな感じにできればいいんですけど、なかなかそうできないわたしです・・

皆さま、今話もよろしくお願いします!!


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