表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/304

~ギャランティのいい仕事~

 ~ギャランティのいい仕事~


「エレーナ、朝早くからご苦労様、支宮のほうはどうだった? 新しい仕事とか見つかった?」

 タミー、アルが何も話さないでいるので、僕は変に居づらさを感じて、エレーナに言葉を振った。

 するとエレーナはそんな僕の思いを察知したのか、ちょっと大きな声で返事を返してくれた。

「はい、私たちはこれから町を出て、新たな異変の現場へ向かいます、皆さん喜んでください、今度の仕事はいつもよりギャランティがいい仕事ですよ!」

 そのギャランティがイイって言葉にすぐにアルが反応。

 アルはエレーナの言葉に椅子から飛び上がって、

「えっ?! ギャラのイイ仕事がゲットできたの?」

「はい、だいたいいつもの倍のギャランティです、これをこなせばみなさん次の町で

いろいろ好きなものを買えますよ、フフフ」

 いつもの倍のギャラ? そうするとその分仕事の中身もキツイものってことだよね、僕は浮かれてるアルを横目に倍額のギャラに少々不安を感じた。

 すると、タミーも同様に感じたようで、

「エレーナ、ギャラが倍ってことは、それだけ仕事がキツイってことよね? その仕事、私たちでこなせる内容なのかしら?」

 当然の疑問だと思う、なにもなくてギャラが倍額になんてなるわけない、この仕事は厄介な内容だってことは容易に想像できる。

 ここまできてやっとアルも、倍額のギャラってことの意味を悟ったらしく、急に黙り込んでしまって。

「面倒な仕事だったらやだなぁ、ギャラ倍ってのはイイけど、う~ん、アルやりたくなくなってきたよ・・・」

 まぁそれが当然の反応だと思う、するとそんな反応をしてる僕たちを見てたエレーナが、

「確かに、倍のギャランティはそれだけ仕事がハードであるということではありますが、私たちならこなせると私は確信したので受けたのです、皆さんの力は皆さんが思ってるより数倍強いはずです、自信を持ってください!」

 珍しくエレーナが語句を強めてみんなを鼓舞するように語った。

 そんなエレーナの言葉を聞いてまずタミーが口を開いた。

「そうね、私たちにはこれまでいろいろな邪魂を実績があるわ、それは事実よ、もっと自分たちに自身を持ちましょう!」

 続いてアルも。

「そうだね、アルたちはもう初心者チームじゃないモンね!」

 アルがそういうと、3人の視線は僕へ・・。

 ここで空気感を壊すようなことを言えば、タミー/アルにめちゃくちゃ言われるのは確実、まぁ無難にこなすのが吉。

「えっ? そっ、そうだね、いつまでも無難な仕事ばかりしてちゃなかなか実力が付かないし、もっとチャレンジしていかないといけないよね」

「さっすがユウト! 判ってるじゃない、私ユウトのそういうところ好きよ、ウフッ」

 タミーはそう言いながら、僕にウィンクしてきた。

 タミーがウィンクまでして茶化すように僕に返してきたけど、これは僕の考えを見透かしてる返事ってはっきり判る、ホント、女子ってこっちの考えを見透かす力持ってるよね・・・。

 さらにアルも。

「やっぱりユウトはしっかりしてるよね、アルまた好きになっちゃったよ~へへへ」

 タミー、アルに好意的なことを言われて嬉しいんだけど、やっぱり僕は薫がいるし、エレーナも僕の好みだし・・う~ん、悩む~~

今日はお休みだったんですけど、パラパラ雨が降り続いちゃってるので、

ずっとお部屋でテレビ見たり、読んでないファッション誌読んだり、

ゴロゴロしてました、そんなことしてるならこのお話をドンドン進めろと

怒られそうですので、いつも通りの文字数で進めてみました、いかがでしょうか?^^

皆さま、よろしくお願いします!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ