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~デカムカデの攻撃(1)~

 ~デカムカデの攻撃(1)~


 今もずっと地面が細かく振動してる、その振動が緊張感を倍増させてる、その緊張感にイラついてたアルがとうとう転がっていた石を穴に蹴とばしてしまった。

「アルッ! 何するのよ!」

 アルが石を蹴とばしたのを見たタミーが、ビックリ顔になってアルに向かって叫んだ。

アルの蹴った石のせいか、タミーの叫び声が効いたのか、それともその両方か、地面の動きが今までより強くなった。

 地面の異変が強くなったと感じた直後、ついに穴の中から潜んでいた邪魂がその姿を現す時が来た!

 穴の奥底から突然、石や土が噴出! それらが辺りに降り注ぐ。

バラバラバッバァ~~

「きゃぁ~、何よ~、痛~いっ」 

 振ってくる小石が当たったタミーが悲鳴のような声を上げた。

 穴からの噴出物がものすごい量になったとき、その噴出物に紛れてデカくて超長い物体が地表に現れた!

ズズズズゥ~

「何か出てきた~ッ!」

 アルは出てきた異形のモノに素早く反応して態勢を低く取って戦闘に備えている

 出てきた異形のモノは人間界のムカデのような形をしてる、問題はその大きさ、どう見てもクルマよりデカい、バスを3台繋いだくらいのサイズ感、見てるだけでキモイ!

 そしてそのデカムカデの中に、邪魂のコアみたいなモノを感じるけど、それがなんと3か所にあるんだ。

「3か所光ってる! なんで3か所が光ってみえてるだ?」

 邪魂の実体化した異形のモノは一体に1個の邪魂がいるのが今までの邪魂たちだった、でも、今回の相手は1体の実体の中に3個の光を感じる。

 単純に考えると、中に3個の邪魂がいるってことになるんだけど、そんなことは初めてで、この解釈でいいのかどうかも判らないのがちょっと不安。

「みんなっ! この邪魂、もしかしたら中に3個いるかもしれない! 注意してっ!」

 僕は自分が感じてる違和感をみんなに伝えた。

 それを聞いたタミーは、それでもちょい余裕を見せて、

「中に3つもいるのぉ? いやらしい相手ねぇ」

 穴から出たデカムカデはそのまま空中に上がり、上から僕たちを睨んでるようだ

「あいつ空飛べるのか? 厄介な相手かも・・・」

 僕はここで薫のことを思い出した。

「薫は!? 薫はどうしてる?」

 僕は薫が浮遊していたはずの方向の上空に薫を探した。

「薫がいない? 薫~ッ! どこだ~っ!!」

 僕の意識は薫のことと邪魂への意識と二つに分かれてしまって集中できずにいると、それを見透かしたかのように邪魂が僕を狙ってきた・・・

5月になり、一気に気温も上がって、初夏の新緑の香りが

気持ちい季節になりましたね^^

それに伴ってUV対策もしっかりしないと外出できません!

皆様もご注意下さいネ!

では、今話もよろしくお願いします!!


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