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~朝からピンチ??~

 ~朝からピンチ??~


 翌朝になった・・・

 僕は妙な苦しさを感じて目が覚めた。

「うぅ、おぅ、苦しい・・・?」

 まだ辺りは薄暗い、いつもならまだまだ寝入ってる最中の時間、なんだろうこの苦しさは?

 ぼんやりする意識の中、胸のあたりにまとわりついてるモノを感じた。

「何?・・」

 そのモノを手で触ってみる。

「なんだ? このふにゃふにゃしたモノは?」

 僕の意識が徐々に鮮明になってきて、目でそのモノを確認すると・・。

「アルッ?!」

「なっ、なんでアルがここにいるんだ!?」

 なんと僕の知らないうちにアルが僕のベッドに入り込んできていたのだった、そして僕の胸あたりに纏わりつていたモノはアルの腕だった!

「ミャ~? 何?」

「何じゃないよアル、なんでここにいるんだよっ!」

「だって~、アル、ユウトと寝たかったんだも~ん」

「そんな勝手なこと言って困るよ、薫が見たらなんて言われるかッ!」

と言いながら僕は天井のほうに何やら気配を感じて見上げると・・・

「!!」

なんと天井近くの空間に薫が浮いてこっちを見ていた!!

「かッ、薫!! 君までなんでここに?」

 僕の頭の中は真っ白というか竜巻状態とでもいうか、なんでもいい、とにかく滅茶苦茶状態で、自分で自分が何言ってるのかすらハッキリ把握してない感じだった。

「私はアルさんがこっちへ移動するときについてきただけよ、裕翔ったらアルさんに抱きついて寝てたわよ、これって浮気ってことかしら?」

 寝てる間、薫にずっと監視されてたみたいで、背筋が凍り付く思いだ、しかもその薫の目の座ってる感じが異様に怖い・・・

「い、いやぁ、寝てる間にまさかアルがここに来てるなんて思わなかったから、無意識にちょうどイイ感じの抱き枕って思っちゃったんじゃないかな・・・ハハハ」

 僕は背中を冷や汗が激流のように流れているのを感じながら、必死の弁明を展開した。

 それに今の僕の言葉がアルの妙な反応を誘発してしまって・・・ 

「えぇ~ッ、ユウト、寝てる間アルを抱いててくれたのぉ~! アルメチャうれしいっ! 起きちゃったけど、今からまた抱いてもいいよ^^」

アルったら火に油を注ぐようなことをッ!!

「バッ、バカッ! そんなこと言ったら薫に更に疑われるじゃないか、やめろよっアル!」

 もう今朝は朝から最悪! 起き抜けから僕の置かれてる状況は死刑台にいるようだ・・・

今話はだいたい1000文字でまとめることができました!!

短すぎず、長すぎず、皆さまも読みやすいかと思います。

では、よろしくお願いします!!


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