~忘れてた?いいえ私は忘れてませんよ~
~忘れてた?いいえ私は忘れてませんよ~
僕たちは店を出て宿に戻った。
宿に戻る途中、タミー、アルは終始ご機嫌でニコニコしっぱなし。
部屋に入るとソファーに座って薫が待っていた。
ちょっと寂しそうにしてるカオルを見た途端、僕やタミー、アルの酔いが少しだけ醒めたように感じた。
そうだ、薫が待っていたんだっけ、すっかり忘れてた!!
「ゴメン、薫、すっかり待たせちゃったね」
続いてタミー、アルも、
「ゴメンカオル~、アルすっかり忘れてたよ~」
「待たせて、悪かったわねカオル、悪気は無いのよ判ってね」
「いえ、いいわ裕翔、それにタミーさん、アルさん、今の私は皆さんと一緒に食事ができないんですもん、仕方ないわ」
エレーナも薫を不憫に思ったのだろう、薫に声を掛けてくれた。
「カオル、ごめんなさいね、もう少し我慢してください、あなたのことは忘れてませんから」
「はい、ありがとうエレーナさん」
「エレーナでいいわ、あなたも私たちの仲間なのですから、ウフ」
エレーナは巫神らしい優しい笑顔で薫に答えてくれた。
それから入浴して、しばらくくだらない話をして時間を過ごし、皆疲れてるようだったので、今夜は早めに床にはいることにした。
「おやすみ~ユウト」
「おやすみアル」
「私もおやすみ、また明日ね、ユ・ウ・ト」
「お、おやすみタミー」
女子3人と僕は別の部屋で寝ることにしてもらってる、なので寝るときだけは僕は一人になる、ちょっと寂しい気もするけど、女子と一緒じゃろくに眠れないだろう、たぶん・・・
薫もエレーナ達3人について行って別部屋で就寝? することになった・・・
今話は特に短いモノになってしまいました。
わたし自身もちょっと短すぎな気もしてます・・
できれば各話1000文字前後に揃えたいんですけど、
文才のないわたしには、それすらなかなかの高ハードルのようです・・・
皆さま、どうかお許しください!
ではよろしくお願いします!!