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~救出終えて腹へった?~

~救出終えて腹へった?~


 リンシャンの中心で地下壕に避難していた市長と住人の子供たちを救出する手伝をする僕たち、巫神とエルフの術ですぐに救出することができた・・


「見えた! 子供たちは無事ですか?」

「あぁ、みんな無事だ、今子供を抱き上げるから受け止めてくれ」

 こう言って子供を抱きあげてきたのはこの町の市長だ、僕たちはひとりづつ子供を穴から引き上げて傍にいる住人に渡していった。

 そして最後に市長を救出・・・

「やぁ、助かりました、魔族も追い払ってもらい、私たちの救出までしてもらって、なんと言って感謝すればいのか、言葉が浮かばない・・」

「いいえ、これもわたし達の仕事です、それよりこれからの町の復興をお願いします」

「はい、そこはしっかりと! なんと言ってもここは住み慣れた私たちの町ですからね、このくらいのことでへこたれたりしませんよ」

 こう言って市長は握りこぶしを作ってみせる、市長のこの姿勢に傍にいた住人達も「お~~ッ!」と言いながらそれぞれガッツポーズをみせていた。


 その後、市長と町人達は子供たちをそれぞれの親のもとへ連れていった。

「あの子たちの親御さん、みんな無事だといいわね」

「そうね、無事でいてほしいわ・・」

「・・・」

「そろそろ、お昼じゃないかしら?」

「そうだね、ちょっとお腹減ってきたかも・・」

 タミーとアルがお昼のことを話始めると、市長が・・

「申し訳ない、今はこの町でランチを出せる店は無いと思う、でもこの先にキレイな川が流れてて、そこのアイという魚は甘みがあってめっぽう旨い、だからぜひともその魚を釣って食べてみてほしい」

(市長が絶賛する魚、よっぽど旨いんだろうな・・)

 その市長のお勧めに呼応するようにひとりの町人が、

「じゃあ、私が案内しますよ、でも釣り竿は?・・・」

「あぁ、釣り竿ならありますよ、ほらね、ハハハ」

 釣り竿を心配する町人に僕は異空収納から数本の釣り竿を出して見せた。

 この世界に来て数回釣りはしてきたけど、そのたびにアルに負けている、まぁアルの釣り方は「釣る」というより「捕まえる」といったほうがいい感じ、でも、今回はアルに勝ちたいって思ってアルのほうを見ると、アルもやる気満々の様子で、僕を見ながら「ニヤッ」としながら尻尾をピンッとオッ立てていた・・


 町人の案内で市長の言ってた川に到着、みるとその流れは清流そものもといった感じに澄んでいて、川底もはっきり見えるし、泳いでる魚も陽光に照らされて光り輝いている。

「わ~ぉ! これはキレイな川だな! こんなキレイな流れを見るのは久々だぞ!」

 こう言って妙にハイテンションになったのはスツーカだった。

 そこで僕はスツーカに釣りのことを聞いてみた。

「スツーカは釣りって知ってる?」

「はぁ? ユウト、スツーカ様を舐めるんじゃないよッ! ツリなんて知ってる訳ないだろ、ん~?」

「あぁ~、やっぱりね・・」

「んで、そのツリってなんだ?」

 その後、僕は釣りのことを一からスツーカに教える羽目になり、釣りを始める前から疲れ果ててしまっていた・・・


いつも読んで頂き、ありがとうございます。

今話は昨日投稿したので、久しぶりの連続投稿になります!!

これには、ちょっと訳がありまして・・・訳は内緒です(#^^#)

もし、皆さんがたくさん読んで頂ける感じだったら、これから連日投稿を

させて頂くようになるかもですけど、う~ん、連日投稿って大変・・・・


では、次話も頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!!!

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