~カクセイサイコ~!~
~カクセイサイコ~!~
リンシャンの町を破壊するデッカーという魔族との闘いの中、僕の身体が変化してきたのを僕自身が感じ取っていた・・・
(どうなってるんだ? まさか、これって覚醒?)
自慢じゃないけど僕はあまり運動系は得意としていない、いや、いなかった、そんな僕が瞬間移動のような俊敏さでエレーナをかばったなんて信じられない、さらに僕とは思えない強気ワードを連発、このすべてが今までの僕からは想像できないこと、
こんなことから僕はついに僕自身が覚醒し始めたと思った。
「やった~ッ! ついに僕も覚醒するんか~ッ! やっぱ異世界はこうでなくっちゃッ、カクセイサイコ~~ッ!」
と言いながら僕は剣を構え猛然とデッカーへ向かってダッシュした!
シュパーーン
デッカーへ向かって走ろうと気合を入れたんだけど、気合が入りすぎたのかダッシュじゃなくジャンプ、それも大ジャンプしちゃって一気にデッカーの頭上に迫ってみせた。
「えぇ~ッ!? ジャンプしてるじゃんッ?! でもこれでデッカーを真っ二つにしてやるッ!!!」
「ダァ~ッ!!」
僕は予定外の大ジャンプをしながら矢状断に剣を構えてデッカーの頭へ突っ込んでいく、そんな僕の動きはさすがのデッカーも予想外だったようで、頭上から襲い掛かろうとしてる僕に対して瞬時には防壁を展開するのが精いっぱいだったようだ。
「ぼっ、防壁展開ッ!」
パッパッパッ!!!
僕がデッカーに向かって剣を降り下すより、コンマ数秒早くデッカーの防壁が僕の眼前に展開された、しかも3重に・・
でも、今の僕にはそんな急拵えの防壁なんて無意味だった・・・
「そんなモノ~ッ!」
バンッバンッバリンッ!!
その脇でユウトを見てたスツーカがニヤッとして・・
(勝負あったな・・)< これを見ているスツーカの心の言葉
僕は剣と自分の身体でデッカーの防壁をブチ破って、そのままデッカーの頭頂部から剣を降り下ろした!
シュパァ――ン・・・
僕が一気に降り下ろした剣はそのままほぼ抵抗感もないまま地面に届いていた。
(やったか?)
僕は恐る々デッカーに目を向けると、デッカーは微動だもせず、突っ立ったままだった、しかもデッカーをよく見ると僕の剣が通ったと思われる線が頭頂部から股まで一本しっかりみえていた。
「グッ、グハッ!」
ドシャ~~ン
直後、デッカーの身体は真っ二つになって左右に崩れ倒れ、そのまま灰になって消えていった。
「や、やった~ッ!」
灰になって消えていくデッカーを見ながら僕は思わずガッツポーズをしてしまてた。
「やった~! ユウトカッコイイッ!!」
「やったわねユウト~!」
アルとタミーが笑って抱きついてきた・・・
いつも読んで下さってる皆様、
今話も読んで下さってありがとうございます。
初めての皆様、読んで頂いて感謝です!!
今日は昨日に続き、いきなりの酷暑で、会社のエアコンもフル稼働してました。
それでも窓近くの社員さんは暑い~って唸ってました。
明日も今日と同じように暑くなるようですので、皆様体調を崩されませんよう
お気を付けください。
では、次話も皆さんに読んで頂けるよう、頑張って進めますので、どうぞよろしくお願いします!!!




