~アルファード、盾となる?~
~アルファード、盾となる?~
カリナミの町外れの湖でエンキという魔族との戦闘となった僕たちは、薫の球の捜索どころではなくなってしまっていた・・・
魔族であるスツーカとエンキの一騎打ち的な展開は想像をはるかに超えて激しいし、見た目もド派手なバトルだった。
バゥ――ンッ! ガキ――ンッ! バシュッ!
その激列な魔力の応酬は周囲の大気まで不安定にするほどで、すぐに周囲の空は暗雲に包まれ雷が鳴る始末、二人の魔力で発生する雷と雲が起こす雷で、あたりはゴロゴロ鳴りまくり。
そんな雷を避けるため、僕たちは避雷針代わりになるアルファードに乗車、これで雷に撃たれる心配はなくなった、しかし、これでは僕たちは何もできず、薫の球の捜索にも手を付けられない・・
(どうする?・・)
僕が気を揉んでいるのをエレーナはすぐに悟ってくれたようで・・
「ユウト、もう少し我慢してください、スツーカが必ず道を作ってくれます」
その間もスツーカはエンキと激しい空中戦を繰り広げている。
バキー―ンッ! ギュォ――ンッ!
>スツーカvs エンキ
「へぇ~、エンキ、あんたヤルようになったじゃない、伊達に年とった訳じゃなさそうね、フフフ」
「うるせ~よスツーカ! あんたにだけは負けられないんだよッ!」
「あらら、そんなに昔わたしに負けたのが悔しかったのかぁ、可哀そ~にヨ~,アッハハ~」
「今日こそ、積年の恨み、晴らさせてもらうからね~!」
スツーカとエンキはこうして一言二言互いに牽制?し合い、さらに激しく空中戦を繰り広げ、あたりを雷鳴轟くまるで地獄のような荒野に変えた。
バ――ンッ! バシューーン! ギャー―ンッ!
ピカッ! ゴロゴロ、ピカッ! バキバキッ~
激し過ぎる空中戦は時として思わぬ誤算を生む、スツーカがほんのチョットの油断をしたときだ、エンキはその油断を見逃さずスツーカに術を放った
バシューーン!
「くッ!」
エンキの攻撃をスツーカはギリギリでかわした、しかし、そのスツーカがかわしたエンキの攻撃はそのまま直進、たまたまその先に位置していた僕たちの乗ってるアルファードに向かってきた!
「や! ヤバいッ!!」
僕はとっさにエンジンを起動、しかし、そんなことが間に合うわけなく・・・
バゴ――ンッ!
ものすごい轟音と閃光がアルファードを包んだ・・
「うわ~ッ! もうダメか?・・」
僕はもうダメ、やられた~と覚悟した、しかし・・
「あれ? 死んでない? 助かった?・・」
僕の頭は「?」で埋まってしまってたときアルが、
「わぁ~! アルファードって魔族の術も跳ね返してくれるんだね~、お陰で助かったみた~い!!」
アルは単純にアルファードがエンキの魔術を撥ね退けてくれたと勘違いしてるようだけど、、僕にもそう見えたことも事実だった。
「どうなってるだ?・・」
僕も訳判らんて顔をしてたんだろう、カリーナが僕のそばにきて・・
「ユウト、もしかしてこのアルファードってこの世界に来たことで、以前の世界では無かった盾のような機能が備わったんじゃないかしら?」
「盾のような機能?」
「そうよ! ユウト自身だってこの世界に来る前と今は違ってるんでしょ? それならこのクルマってやつだってここの環境に合わせて変わってるのかもしれないわよ?」
(そんなに都合のいい話ってあるのかな?・・)
カリーナとドーラの言ってることなんてあるのかと半信半疑ではあるんだけど、ここは異世界、なにがあっても不思議でもなんでもない! 異世界ならなんでもアリッ!
僕はもう半分ヤケクソ気味に無理やり自分を納得させて・・
「じゃあ、これに乗ってれば安全にドアを開けてスツーカを援護できるんじゃないかな?」
「そうね、じゃあさっそくやってみましょうよ!」
僕のヤケクソ案にカリーナがすぐにノッてくれて、即実行となった。
(僕の想像通りになってくれよ~・・)
いつも読んで下さってる皆様、今話も読んで頂きありがとうございます。
そして、初めて寄って下さり、読んで頂きました皆様も、ありがとうございます。
毎度のことですが、誤字や脱字も多くて読みずらかったと思います、どうぞご容赦下さい。
そういったことをお許し頂いたうえで、これからもどうぞよろしくお願いします。
今日は、お仕事でちょっと疲れちゃって、お話を作っていたら知らない間に
寝ちゃって、気がついたらこんな時間に!?
更新がいつもより遅くなってしまい、申し訳ありません。
ホントにゴメンナサイ・・・
では、皆様、次話もどうぞよろしくお願いします!!




