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~ウルラが魔族?~

~ウルラが魔族?~


 カリナミの町はずれの湖までやってきた僕たち、しかし、その湖は何者かによって作られたニセモノの湖だった・・・


(エレーナとカリーナはこれを仕組んだ相手のことが判ってるんだ、それにしても誰が?・・)

「もう、観念して正体を現しらたらどうかしら?」

「えぇ、わたしやカリーナはとっくにあなたが人ではないと察していたのです」

 ここまで言われてもだれもピクリともしない、しかし、そんな状況を意外にもアルがぶち破った!!

「ウルラッ! おまえが人じゃないってとっくに判ってるんだよ! アルを騙そうとかしても無駄なんだからねぇ~っだ!」

「ア、アル~?」

 まさかの展開! なんとエレーナ、カリーナじゃなく、アルが相手を名指しするなんて! 1ミリも想像できなかった!

「ア、アル、なんでキミが判ったの?」

 僕が驚き全開の顔のままで聞くとアルは笑って・・

「へへへ~、あのね、あの家を出たとき、ウルラの目が光ったのがアルの視界の隅っこに映ったの、それで、コイツヒトとエルフのハーフとか言ってるけど、絶対ウソだって思ったんだよ、アルってすごいでしょ~?」

 さすがキャットピープル、視力だけじゃなく、その視界も想像以上に広かったんだ! 

 

 アルがウルラを名指しした途端、そばにいたドーラとエミールがウルラのそばからサッと離れて、術の発動に必要な杖のようなモノを出して手に持った。

 ウルラの目つきが、いかにも魔族って感じに変わってきてるのをそこの誰もが見ている。

(これだけの人数差なんだ、いくら魔族っていっても勝てないでしょ)

 僕がこう思ったとき、背後の湖から何かが飛んできた。

「何ッ?!」

バシュッ! ビシャッ! バシッ!

 その飛んでくる物体?は周囲の樹々も簡単に貫通してしまうパワー。

「ま、マズい、当たったら大けがになるよッ!」

 僕がそう言い終わる前にエレーナ達は素早く防壁を展開していた。

 エレーナ達の防壁にもその物体は当たっている、それをよ~く見ると、その物体?が水であることが分かった。

「あれ、水だッ! 湖の水が球になって飛んできてるんだ!」

「そうみたいね、でも水といって油断できないわよ、水も大きな力で飛ばせば石以上に危険な武器になるわ!」

 そういってる間も絶え間なくその水の球は防壁に当たっては砕け当たっては砕けを繰り返してる。

バンッ! バシッ! ババンッ!

「これもウルラの仕業かな?」

「そうでしょうね、ウルラは魔族みたいだから、これくらい寝ててもできるんじゃないかしら、ウフッ」

 といってウルラのいたほうを見るタミー、しかし・・

「あら? そのウルラが消えたわ、どこに行ったのかしら?」

 問題の相手であるウルラが消えた、正確にいえば「逃げた」のかもしれない状況、しかし、湖からの水の球の攻撃は続いているからウルラも近くにいるはず。

「ウルラがいない?! ウルラ~ッ! どこに行った~! 出てこいッ!」

 僕が森のほうへ向けて叫ぶと、それに反応するように樹々の奥から何かが湖へ向かってジャンプするのが見えた。

(何だ?)


いつもお立ちより下さってる皆様、今話も読んで下さってありがとうございます。

初めての皆様、わたしのお話にお寄り頂きありがとうございます。

これからも、どうぞよろしくお願いします。


今日は暑いくらいの一日で、お友達と近くのサクラのキレイな場所で

プチお花見をしてきました、いやぁ~サクラ綺麗でした~~^^


では、一生懸命お話進めて参りますので、次話もよろしくお願いします!!

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