表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
230/304

~兄の殺意?~

 ~兄の殺意?~


 僕たちはオサックの森で想像以上の苦戦を強いられた、しかしベルタのおかげでその窮地を抜け出せることができた、僕たちを救ったベルタの秘密とは・・・


「分かったわ、わたしの昔のこと話すわ・・」

 カリーナに促されて、自分の過去を話す気になったベルタだった・・・

「ここオサックはわたしが生まれ育った町なの、両親はごく普通の町人でこの町で商売をしてたの、そしてわたしには5歳上の兄がいたの、わたしが幼いころは兄とよく遊んで楽しかった・・でも・・・」

 ここまで話してベルタが急に黙ってしまった・・

「どうしたの? そのお兄さんとはその後、どうなったの?」

 エレーナが優しくベルタに話の先を促した。

「あるときわたしは兄とこの森に遊びに来たの、その頃この森には悪魔がいるというウワサが流れてて、わたしはちょっと怖かったけれど兄が肝試しだというので二人でここに来たの、それで・・」

「それで?」

「この森の奥へ進んだとき、兄の様子がおかしくなったの、急に頭が痛いと苦しみ始めて、さらにそこに立っていた木に抱きついて笑い始めて、わたしに「おまえは急いでこの森から出るんだ!急げッ!」って言ったの、わたしは怖くなって、走って森から逃げたんだけど、その後、兄が行方不明になってしまって、町をあげて捜索してくれたのだけど、兄は見つからずにそのままわたしと親は他の町に移住してしまったの」

 ベルタはつらそうにそこまで話してくれた。

「お兄さんはみつからないまま、離ればなれになってしまったのね・・」

「そのとき、この森については何か調べたりしなかったのかしら?」

「はっきりは知らないのだけど、町の人たちが捜索してくれてる途中で、この森から奇妙なうめき声が聞こえたというウワサみたいなモノもあったわ」

「うめき声ね・・」

「それを聞いてわたしは兄は消えたんじゃなく森と同化してしまったんだって確信したの!」

「同化した?」

「えぇ、兄は最後森の木に抱きついてたの、そんな姿からわたしは兄が森に獲り込まれてしまったんだって思ってるの、あのときの兄を見ていない人には信じられないと思うけど、わたしには兄と森が同化したとしか思えないの・・」

 そこまで黙って聞いていたタミーが僕も感じてた疑問を聞いてくれた。

「でも、そのお兄さんのことと、この森が攻撃してくることは関係してるのかしら?」

 このタミーの問いにベルタが意外なことを言ってきた。

「この森に入ってすぐに、周囲からわたしに話しかけてくる声がしてたの、それが子供の頃に聞いていた兄の声だったのよ」

「お兄さんの声?」「お兄ちゃんだったのッ??」<ほぼ全員驚き!

 ベルタの言葉にみんながほとんど同時に驚きとともにベルタの顔を覗いた。

 そんななか、エレーナが冷静にベルタに聞いた。

「それでお兄さんは、なんて言ってたの?」

「それが・・・」

 そこでベルタの言葉が途切れてしまった。

「どうしたの? はなしずらい?」

 ベルタの様子を心配したタミーがベルタに寄り添って優しくベルタの身体を支えている。

「タミー・・大丈夫、ありがとう」

 タミーに優しく接してもらったベルタ、言葉を続けた・・

「兄のような声は、こう言ってたの・・」

「もう・・お・わ・り・だ・・おまえ・・た・ち・・殺す!」

「ッ!?」


今話も読んで頂いて、ありがとうございます。


この後書きに書くことを次話から少し変えさせて頂こうと思います。

次話から、その日や最近起こったこと、気になってることとかを

書かせて頂こうと思ってます。

これは後書きに書くことじゃないようにも思えるんですけど、

愚痴や言い訳を書くよりイイんじゃないかなって思って、それでちょっと不安では

ありますけど、次話からの変えさせて頂こうって思ってます。

皆様、次話からも今話まで同様に読んで頂ければとっても嬉しいです!

よろしくお願いします!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ