~祝!魔族スツーカ仲間入り!!~
~祝!魔族スツーカ仲間入り!!~
人の生気を吸いとっていた魔族のスツーカをパーティに加えて、総勢8人となった僕たち、さらに賑やかになった・・・(笑)
「えぇ~ッ!? スツーカを仲間に入れるのぉ~ッ??!!」
「なんでよ?! スツーカって魔族でしょ? 巫神のエレーナたち的に大丈夫なわけ?」
アルとタミーから立て続けに質問が飛んだ、まぁ当たり前の質問なだけに、だれも止めることなしない。
「はい、カリーナともいろいろ話をし決めました、スツーカは魔族とはいっても悪人ではないようですし、これから先、いろいろ助けてくれるかもしれません」
カリーナが続けた
「そうそう、魔族って言ってもスツーカはイイ魔族ってことっぽいわ、アルも遊んでもらうといいわよ、ウフッ」
「アル子供じゃないよッ! 遊んでもらわなくったって平気だしッ!」
「そういうところが子供なのよ、ア~ルちゃ~ん、ウフッ」
「フンだッ!カリーナの意地悪ッ!」
それぞれいろいろ想いはあるのだうけど、ひとまずスツーカを仲間に入れて旅を続けていこうとなった・・
スツーカが潜んでいた岩だらけの場所から町へ戻ることになり、来た時と同様にアルファードに乗ろうとした時だった。
「じゃあ、アルファード出すから、みんな乗ってね」
「?」
僕の言ってることがまるで判らないといった感じのスツーカは微妙な顔・・
ボ~ン!(アルファードが出た音)
「キャ! な! 何よこれっ?!」
目の前に現れた見たことも無い白い箱のようなモノにスツーカがちょっと可愛く驚きの声を上げた。
(カワイイかも^^)
「あぁ、スツーカは初めて見るものだよね、これはクルマといって、歩くより早く移動できる便利な道具だよ」
僕がニコニコしながら説明すると、スツーカは恐る恐るアルファードに近づいてボディに触ったりしてる。
(強そうなスツーカも見たことないモノはやっぱり怖いんだ、やっぱ女子だね)
そこで、エレーナが大事なことに気付いた。
「ユウト、このアルファードは7人乗っていっぱいなんですよね? スツーカが加わって私たちは8人になりました、乗れますか?」
「あぁ~、そういえばそうだった、どうしよう・・・」
ここは人間界じゃないから定員なんて無視してもいいとは思うんだけど、8人みんなが座ることができない気がする。
するとスツーカが、僕たちの会話を聞いていた、
「どうした? 何か問題があるのか?」
「うん、このクルマっていう乗り物は7人しか乗れないんだよ、スツーカが加わったから1人オーバーしちゃうんだ・・どうしようかな・・・」
「そんなことか、大丈夫だぞ、わたしならこの翼で飛べるし、なんなら身体を小さくすることもできるぞ」
「えっ?! スツーカって小さくなれるの?」
「あぁ、わたしは魔族だ、けっこういろいろ変化できるぞ、すごいだろ~、ハハハ」
「じゃあ、問題解決だよ、スツーカには小さくなってもらえば、誰かの足の上にでも乗っててもらえるしね」
僕が笑ってそう言うと、スツーカが追加で・・
「それでもいいが、ここのみんなのサイズを半分くらいに揃えることもできるぞ、そうすればこのクルマとかいうヤツの中でも余裕ができるだろ」
「えぇ~っ!そんなこともできちゃうの? 魔族って凄いんだね」
早速、スツーカ本人と、身体のサイズを変えることに興味津々ぽいアルに小さくなってもらって、町の中心に向かってアルファード発進!!
今話も読んで頂きまして、ありがとうございます。
今話もあまり遅くならずに更新でき、一安心しています。
今日もお仕事から戻ってきて、すぐにストーブを点けたら
(お金が無いのでファンヒーターじゃなくてストーブです・・)
すぐに眠くなってきちゃって、約10分ほどの間、気絶してました(汗)
でも、睡魔の誘惑を気合(?)で退けて、必死に目を開けてお話の続きを
作りました!(拍手!パチパチパチ~)
では、次話もどうそよろしくお願いします!!!




