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~相手の狙いはなに?~

 ~相手の狙いはなに?~


 急遽借りた家を拠点とし、今日からこの町の異変の調査を始める僕たち。


「よ~し、みんな頑張るのよ~、いい?」

「「「は~い!」」」

 みんな一緒に朝食を済ませると、前もって決めていた3班に別れて、町へ出て行った。

 僕はドーラとアルと一緒・・

「まずは店を出してる人に聞き込みしてみよう」

 店をやってるといろんな人と接するはずだから、いろいろな噂や情報を知ってるはず、そう考えて店を数件廻ってみた・・・


>>午後になって・・

 3班ともいったん家に戻って、それぞれの調査報告をしあった、するとアルの聞いていたとおり、役人や衛兵など町の重要な立場にある人のほうがより多く異常な状態に陥ってることが判った。

「役人や衛兵ばかり狙ってるようだけど、一般の人も少ないけどおかしくなってるわ、だから必ずしも役人とかだけを狙ってるとは言えないんじゃないかしら?」

「確かに・・でも、もし、一般の人は本当の狙いをごまかすためのカモフラージュととしたらどうかな?」

 僕がふと思いついただけのあまり真剣に考えてなかったことを言ったら・・

「カモフラージュってなに?」

 カモフラージュって言葉にアルが興味を持って聞いてきた。

「あぁ、カモフラージュっていうのは、アルのように背中の柄が周囲に溶け込むようになっていて、姿を隠したりできることを言うんだけど、今回の異変の場合はホンモノをニセモノに紛れ込ませて、敵の目を騙すことを言うんだよ、分ったかなアル?」

「う~ん、まぁなんとなくね、へへへ」

「ユウトの言うとおり一般人はカモフラージュだとして、なんで、役人や衛兵を狙ってるのかしら?」

 このタミーの疑問は当然でもあるけど、まぁだいたい理由は判る気がする。

「それはこの町を乗っ取って支配するのに邪魔だからなんじゃないかしら?」

 タミーの疑問に当たり前って顔でエミールが答えたんだけど、そうなるとさらに疑問が浮かぶ・・

「でも、それならそんな面倒なことはしないで、一気に力任せに圧倒しちゃえば済じゃうと思うんだけど・・」

「そうよね、こんな中途半端な遠回りなことなんてしないわよね・・」

 そこまでの推測は十分考えられる範囲、その先がはっきりしない・・

 そこで僕はちょっと思いついた可能性を言ってみた。

「みんなの言う通り、一気に攻め込んじゃえば簡単だけど、そうすると周囲の町に異変を察知されちゃうんじゃない? それを嫌って面倒だけど静かな侵略を進めてるとかって可能性はないかな?」

「静かに侵略ねぇ・・・」

 僕の推理みたいなことは、あまりウケが良くない様子・・しかし、

「ユウトの推測、意外にあり得るかもしれないわよ」

 と意外にもカリーナが援護射撃をしてくれた、これめちゃ嬉しい!

「でも、なんで周りの町や国に内緒にするの?」

 すると、当然のようになんで? とタミーが疑問をぶつけてきたんだけど、それにはエレーナが答える形になった。

「周囲の町や国にも影響するようなことを計画してるなら、途中で妨害されるのを恐れて隠したがるかもしれません」

「ふ~ん、まぁ無いことはないかもしれない推理ね・・」

「えぇ、多少のムリはあるけど、無くはないかな?」

「それに、その推理どおりだとしたら、とんでもなく大事をしようとしてるってことじゃない? 絶対阻止しないとダメな気がするわ」

 とドーラ、エミール、ベルタもそれぞれエレーナの考えに同調、これって間接的に僕の考えを肯定してくれたってことだし、そう思うとちょっと嬉しいかも^^

 

 その後もいろいろ推測を重ねたんだけど、情報が少なすぎということで、もう少し聞き込みなど情報収集をすることになった・・・


今話も読んで頂き、ありがとうございます。

いつも読んで下さってる皆様には感謝しかありません!!


わたしパソコンは使ってるんですけど、あまり詳しくないもので

ちょくちょく会社の人や、弟に助けてもらっています。

そんな感じに助けてくれる会社の人が「時々アクセス数が凄いときがあるね」って

笑って教えてくれたんですよ、それで、思い出してアクセス数のページをみたら

ホントに時々一気にド~ンって感じにアクセス数が増えてるんですよ!!

わたしホントに驚いちゃって「えぇ~!これなんで~!!」ってお昼休みに叫んじゃいました(汗)

お話を作ってるわたし自身ほんとにこんなにアクセスして頂けるなんて思ってなくて・・

アクセスして下さってる皆様、ホントにホントに感謝です!! ありがとうございます!!

これからもよろしくお願いします!!

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