~病は「病」じゃなかった~
~病は「病」じゃなかった~
カンザキの町の妙な病?の調査&解決のため町に入った僕たち。
その途端にその病の不自然さに気づいて、全員が作為とともに何やら怪しいニオイを感じとっていた・・・
「ここの人の話だと、病は町の役人とか衛兵とか、大事な仕事をしてる人のほうが罹ってる人が多いみたいだよ」
このアルの話によってエレーナやカリーナ、そしてドーラたちも今回の異変が人為的なことと確信したみたい、そうなると、解決するのは片手間では済まないことも確定ってこと・・できるだけ面倒くさいことにならないことを祈るしかない・・・
みんなが少々暗い感じになってきてるので僕はワザと明るく・・
「それじゃ、今回の異変は病じゃなくなにか人工的な異常現象として、正式に僕たちの仕事として扱うことにしよう、いいよね?」
「賛成~! ユウト一緒に頑張ろうね~」
「は~い、いいわよ~ユウト~」
「わたしたちもいいわ」
アル、タミー、ドーラ達はそれぞれの返事で同意してくれた、エレーナとカリーナは・・
「え~と、エレーナとカリーナは?」
「わたしはそれでいいです、元々わたしたちはそのためにここに来たのですから」
「えぇ、わたしもいいわ、それよりユウト~、あなたはアルちゃんよりオ・ト・ナ・なわたしと一緒のほうがイイんじゃないかしら?」
エレーナはともかく、カリーナはこんなときにもいろいろ余計なことを混ぜてくるから困る・・その結果、予想通りに・・・
「あぁ~カリーナ、何それっ!! アルだってもう子供じゃないんだからねッ! カリーナだってそんなに年上じゃないじゃない!!」
続いてタミーも参戦?
「オトナっていうことならわたしだってアルとは比べ物にならないくらいオ・ト・ナ・よッ、ウフッ」
「タミーまでアルのこと子供扱いしてるッ! ユウト~、アルってそんなに子供じゃないよね~、ねっ?」
僕はアルに妙なことを聞かれて、一瞬本音を言いそうになったんだけど、そのときのアルの泣き出しそうな顔を見て即座に修正・・
「あ、あぁ、アルは子供じゃないよ、立派な女性だよ、少なくとも僕はそう思ってるよアル」
僕史上、最高レベル忖度ワードを絞りだして、この場を収めることを優先しました・・・
今話も読んで頂いて、ありがとうございます。
今話は更新が遅くなってしまいました。
そろそろ年末で働いてる会社のお仕事が忙しくなってきて
それで帰りが遅くなってしまって・・・
言い訳してばっかりで、ゴメンナサイ・・・
でも、読んで頂けて、とっても嬉しいです! ありがとうございます!!
では、次話もよろしくお願いします!!!




