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~移動はアルファードで!~

 ~移動はアルファードで!~


 市長の一件を無事解決し、加えて飛び散った球もゲットできた僕たちは、町でゆっくりしたい気持ちもあったんだけど、そうそうゆっくりしていられないから、市長さんなどとの挨拶もそこそこに、タータンの町を出た・・


タータンの町から出立し、草原を行く僕たち・・

「あ~あ、アルもうちょっとゆっくりしたかったなぁ~」

「そうですね、しかし、わたしたちは他の球を見つけないといけないので、ゆっくりはできません、我慢して下さいねアル」

「は~い、そういえばニセ市長から出てきた球はどうしたんだっけ? ユウトが持ってるの?」

 そう言いながらアルが僕のほうをみたので、僕は返事をしながらアルの近寄った。

「うん、僕が持ってるよ、アル見たいの?」

「ううん、そんなのよりアルはユウトのそばにいたいッ!! フフッ」

 そう言いながらアルは僕の腕にしがみついてきた。

「わっ! なにしてるんだよアルッ! またタミーが怒っちゃうじゃないか、よせよッ!」

 しかし、そんな僕の心配は時すでに遅かった・・

 空気を読まないアルの自由過ぎる行動にタミーもすぐに反応、

「アルだけ、ずる~い! わたしだって!!」

 と言ってアルとは逆の僕の腕にしがみついてきた!

「あわわっ! タミーまでッ!? ちょ、ちょっとふたりともふざけてないで離れてくれよ!」

 そんな僕を見てカリーナが・・

「あら、ユウトく~ん、モテモテねぇ~、わたしはどこにしがみつこうかしら? 両腕は先客がいるし・・いっそ身体に抱きついちゃおうかしら、ウフッ」

「「ダメ~~ッ!!」」

 挑発的なカリーナの言葉にタミーとアルがピッタリ同時に拒否! 

「こんなところだけ、ピッタリになるなっ! もう~!!」

 そのあと、僕にしがみついてるタミーとアルはエレーナに注意されやっと離れてくれた・・・


 そこそこ歩いて町からまぁまぁ離れた場所までくると・・

「そろそろいいんじゃない?」

「そうだね、町から見えないし、そろそろいいね」

 タミーのフリに僕が応える・・・

 なんの話かというと、アルファードを出すタイミングのことだったのだ!!!

 タータンの町に入る少し前に暗闇空間で見つけ入手した人間界のモノの中で一番の成果である動くアルファード!! それを今後移動に使うことにしたんだけど、この世界の住人に知られるといろいろ面倒になりかねないので、町から離れた場所で乗り込むことにしたんだ。

 みんなからちょっと離れた場所で、僕は異空収納からアルファードを出す。

「よいしょっと」

ボ~~ン!!

 (これじゃまるでドラ〇もんの道具だよ^^)

「さぁ、乗って」

 ウィ~~ン(電動スライドドアが開く音)

 僕がスライドドアを開けてみんなに乗るように言うと、

「わたし、後ろがいいわぁ」

「アルは真ん中!」

 といろいろ好き勝手言い合ってる、

「まるで遠足の時のバスの席取りだな・・」

みんな席が決まって落ち着いたところで、僕がエンジンスタートさせる。

キュルルン、ブォ~ン!!

「お~ッ! 一発始動ッ!! さっすがアルファード、エンジン絶好調ッ!!!」

横を見ると助手席には前と同じくエレーナが座ってくれてる、隣にエレーナがいてくれるだけで、なんだか安心感が増すのは気のせいかな?・・


今話も読んで頂き、ありがとうございます!

いつも読んで頂いてることに心から感謝です!!


今話では久々にアルファードが登場したんですけど、

現実のアルファードは少し前に新しい型に変わったそうですね、

前から人気のクルマらしく、ウチの周りでもたくさん見かけます。

わたしの住んでるアパートの隣の家の人も乗ってますよ^^

大きいし、高級感もモリモリだし、あんなクルマに乗ってみたいなぁ~って

いつも思ってるんですけど、ほぼムリ!

このムリな願望をせめてこのお話の中でだけでもって思って登場させてみたのですけど、

う~ん、わたし自身が乗ったことがないせいか、みんなが乗ってる

シーンもいまいち書き込みが足りないですね・・・

こればかりはどうしようも無いっぽいです・・・


では、次話もよろしくお願いします!!!



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