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~やっぱり人間じゃなくなってた・・~

 ~やっぱり人間じゃなくなってた・・~


 市庁舎でおかしくなった市長と遭遇した僕たち、その市長に対しカリーナやエミールは煽ってるとしか思えない態度で笑ってる・・

 さらにそんな状況で市長は僕の存在に気付いたようだ、最悪なタイミングだよ~

 でも、僕も負けずに俗にいう「ガン飛ばし」っぽく市長を睨んでみた。


「キャ~~ッ! 何その鋭い目ッ!? アル、ユウトのこと100倍好きになっちゃった~~ッ!! 今晩一緒に寝よ~ネ~~、フフフッ」

 この状況でも、妙に軽いノリのアルってマジスゲ~、いや、もしかしてタダのノーテンキなだけか??


「なんだ小僧、ワシに対しそのような目を向けてタダで済むと思ってはおらんだろうな!」

 市長はそう言い終わると同時に、なにやら術らしきモノを発動し、

バッガァ~ン!!

 一瞬であたり一面、爆煙と閃光に包まれた、市長が繰り出した術と思われるモノの結果だ。

 しかし、僕たちはエレーナやカリーナ、タミーたちの張っていた防壁術によって守られていたので、轟音や閃光が強かった割りに無傷・・ 

「な~んだ、音と光の演出はまぁまぁだったけど、わたし達には届いてもないようね」

 カリーナが小ばかにするように言い、さらに続けて・・

「じゃあ、こんどはわたしたちからいかせて貰おうかしらッ!」

 カリーナがそう言うと、カリーナ、エミール、そしてエレーナが無詠唱で同時に術を発砲ッ!!

ジュギュ~~~ンッ!!!!

 市長の術の時の数倍の光と爆音が周囲を包んで・・

 閃光が止んで、前方、市長のいるあたりが見えるようになってきた、すると、さっきまで人間の形をしていたはずの市長のちょうど腹あたりにドデカい穴が開いてそれより上の腕や頭の部分が右わき腹の一部だけで下半身とつながっていて、プ~ラプ~ラ、まるでター〇ネー〇ー2に出てたT1000が被弾した時みたいな状態に・・

「あらら~、イイ感じに風通しが良くなったんじゃないかしら?」

「あの状態で、まだ生命反応を発してるようです、それだけで、もう完全に人間では無いことは確定ですね」

 無残な姿になった市長を見ながらカリーナとエレーナが冷静に分析?

 その脇でアルは何かを感じとってるようで、尻尾を膨らませて、市長の方向を睨みつけてフリーズしてる。

「あの姿でも、市長はまだ健在といっていい状態、何を仕掛けてくるか判らないから、注意しないと」

 と言ったのはエミール、巫神のエミールはボロボロ市長からなにやら危険なモノを感じとってる様子・・・

 そうこうしてると、大穴の開いた状態の市長に変化が・・・

 大穴が開いてる周囲の身体の部分が溶けるように穴の開いてる部分の補修をし始めた・・・


今話も読んで下さって、ありがとうございます。

今話はどこまでで、終わりにしようか、ホントに迷っちゃいました。

でも、1000文字ちょっとの長さでムリやり?切らせて頂きました。

なので、少々「?」な切れ方に見えちゃう感じかもですけど、

笑って許して下さいませ^^


では、次話もよろしくお願いします!!!


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