表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
171/304

~市長にお返しだッ!~

 ~市長にお返しだッ!~


 タミーの術で市庁舎前の広場に戻った、そこにはタミーの言ってたとおり、すでにエレーナもいるし、飛んでいったように見えたアルとエミール、カリーナもいた。


「ベルタとドーラは?」

「あのふたりには店を見てもらってます、もしもの時の備えです」

 と、エレーナがいつも通り冷静な対応をみせてる。

「じゃあ、こんどはわたしたちが市長さんにお返しさせてもらうわ」

「うん! アルたちを人形にしようとしたバツをしっかり受けてもらうからねッ!!」

 カリーナのフリにアルがテンション上げまくりで答えてる、まぁアルは市長のキモイ言動をもろに見ちゃってるし当然かもだね・・

 エミールにいたっては劇怒プンプン丸状態、あまり近づきたくない感じ・・

「イイやっ! アルちゃん、ちょっとくらいのバツじゃ気が収まらないわ! あの市長、八つ裂きの刑よッ!!プンプンッ!!!」

 八つ裂きとは巫神らしくない過激なワード・・


「では、みんなで市長さんに会いに行きましょうか、フフフ」

 カリーナがふざけ気味に言うと、

「こんどはこっちから攻めるタームよッ! 待ってなさいクソ市長!!!」

 巫神とは思えない言葉を吐いて、エミールは一刻も早く市長をやっつけに行きたい様子、アルのほうも尻尾を膨らませて戦う気マンマン!!

 アル、エミールを先頭に僕たちは市庁舎の中へ・・・


「どこに隠れてるのかな? こっちは庁舎の構造も知らないし、不利だよね・・」

 僕が独り言のように言うと、それに対しカリーナが、

「あの市長は隠れるなんてセコイ真似はしないと思うわ、正々堂々、目の前に現れたりするんじゃないから、ウフフ」

 そして続いてエレーナが・・

「では、わたしは前面に防壁を張ります、左右はお願いします」

「はい! ではわたしは右に防壁展開!!」

「じゃあ、わたしは左ね」

シュィ~~ン(防壁が張られる音)

 前方、左右に防壁が展開された、見た目には大きなハチの巣状の模様がうっすら見える、エ〇ンゲ〇オンのA〇フィールドみたいな感じ・・

 ここで空気読めない僕が余計なことを言っちゃった・・

「前と左右はいいけど、上はまる空きだね」

 すると意外にもアルがブチ切れ気味に、

「ユウトッ! 上はユウトが警戒してくれなきゃダメじゃないッ! ユウトはパーティでたったひとりの男子なんだから、しっかりしてッ!!」

「あぁ・・はい、はい」

 い、いやぁ、アルちゃんよ、ちょっとした攻撃法しか無い僕にどうしろというのかな?? それに君だって手あいてるよね? ね?

 なので~・・

「なぁ、アルゥ~、僕とアルで上を警戒しようよ、ふたりなら安心だろ?」

 それを聞いたアル、目ん球キラッキラッにして一気にご機嫌モードに!

「えぇ~!! アル、ユウトと一緒に戦うのぉ~~?? アルメッチャうれしい!!

絶対負ける気しないッ!!」

 ご機嫌モードになったアルの尻尾はさっきよりさらに膨らんで、ピンッと立ってる、

これ、マックスご機嫌上々のしるし^^


今話も読んで頂き、ありがとうございます!


今話の更新はちょっと遅くなってしまいました、ゴメンナサイ・・

今日は父のお墓参りに行って疲れちゃって、夕方から寝ちゃって

お話を進めて忘れてて、それで更新が遅れました・・

ホントにゴメンナサイです・・

どうかご容赦ください、そして、次話もどうかよろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ