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~教えてアル先生!~

 ~教えてアル先生!~


 タータンの市長の異変を調査するため、僕たちは戸建ての家を借り、活動拠点にし、しばらく町や市長の様子を探ることになった、そしてその作戦名が、「コケツ」・・・


 僕たちは拠点の家とは別に、店を持つことになり、エルフのマリノさんから紹介された不動産屋の仲介で街の外れに小さいけどまぁまぁイイ感じの店を借りた。

「うん! イイ感じじゃない? ここでわたしやアルちゃんが店番すれば、客はワンサカ集まるわよッ!! フフフ」

「ワンサカ集まっても、そこまで品物が無いからねぇ~」

「じゃあ、ユウトがまたあそこに戻って品物を補充すればいいよ」

 ベルタの言葉を聞いてニコニコ顔のアルが悪乗りして、品物を補充だって・・

「アルが自分で取りに戻ってもイイと思うんだけど・・」

 と、僕もアルに対抗してみた、そしたらこういうときだけ妙な連帯感をみせるタミーが参戦・・

「えぇ~、ユウトったら危険なことを女子に押し付けるなんて紳士のする事じゃないわよ!」

「し、紳士って? こういう時だけ僕を紳士扱いする、ホント調子いいんだから・・」

「ウフフ、でも、紳士になってほしいって思ってる気持ちは本当よ」

 まぁ女子的には当然かもしれないことだけど、元モブ出身の僕に紳士を求めること自体ムリゲーな気がするよタミー・・・


 まぁともあれ、僕たちの店は暗闇空間から拾ってきた人間世界の便利グッズと決めて、店番はアルやベルタ、タミー、ドーラ達が交代ですることになり、さっそく店を開店させるととになった。

 しかし、ここで少々問題が・・

 その問題とは、アル以外誰一人店員経験が無かった・・・

「えぇ~っ! 店員したことあるのアルだけなの~っ?」

「えぇ、わたし達巫神は、本業以外しないことが暗黙のルールなの、だからここにいる皆、アルちゃんのような経験は無いの、店員経験のあるアルちゃんが頼りってことよ、いろいろ教えてね、アルせ・ん・せ・い、ウフッ」

 カリーナがちょっとふざけ気味でアルを先生呼ばわりすると、それをまともに受け取ったアルは、先生って言われて緊張しちゃったのか、顔を紅潮させながら、

「ハッ! ハイッ!! み、みんなのために頑張って先生します!!」

 だってさ・・・いつも勝気なアルが緊張してるのって妙にかわいくって僕はすきだなって、素直に思える瞬間だった・・^^


今話も読んで頂き、ありがとうございます。

今話の更新はちょっと遅くなってしました、申し訳ありません‥

もっと早い時間に更新したいと思ってはいるんですけど、

なかなか思うようにはいきません・・・

出来るだけ早く更新するように頑張りますので、

次話もよろしくおねがいします!!!


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