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~一般人に術が効かない?~

~一般人に術が効かない?~


 エレーナとカリーナのステルス術?で難なく市庁舎の敷地への潜入に成功した僕たち、そんな僕たちに役人らしき人が近づいてきて警告のようなことを言い、ここから出るように言ってきた。


 僕はその役人っぽい人の言葉を聞きながら、

「やっぱり、なんかあるんだ・・」

 すると、エレーナがもっと大事なことを指摘した、それは・・

「あの他人にはわたしたちが見えているようですね、じゃなければ話しかけてはこれません」

「あッ!!」

 そうだ! 今の僕たちはステルス状態だったんだけ! そんな僕たちに事も無げにしゃべりかけてきたんだ!

「あの人には僕たちが見えてるッ??」

 なんと、エレーナ、カリーナの二人のコラボ術の「透映身術」が効かない相手がこんな普通の人だなんて・・僕にはけっこうなショックだった。

「普通の人に透映身術が効かないんじゃ、市長が相手だったらほぼ無力かも・・」

「この町の住人の中には、わたしたちの術が通用しない者が存在しているようです、術があるからと油断出来ませんね」


 僕たちが市庁舎の敷地から出ようとすると、その人が周囲を気にしながら、目でなにかしらサインを送りつつ、カリーナになにかメモのような物を渡した、そして、

「さぁ、用が無いなら帰った、帰った・・」

 と、何事も無かったかのように、そして僕たちに諭すように言ってきた。


 その後、僕たちはさっき入ってきた門から外へ出ると、まだタミーとアルが演技?の言い合いをしてて、それを門番の二人の男がニヤニヤしながら見ているという、妙な風景に出くわした。

「まだやってる、あれホントに演技だよね? まさか本気のケンカじゃないよね?」

 僕がふたりのケンカが演技か本気か心配してると、ふたりがこっちに気付いて、急に言い争いをやめて、そそくさと門から離れていく。

「わたしたちが出てきたので、あのふたりも演技をやめて動きましたね、それにしても門番の意識をずっと逸らせていたなんて、ふたりの演技力は相当なモノなんですね」

 急に二人がケンカをやめてしまって、門番二人も「?」だったようで、首をかしげて門の警備に戻る、その脇をステルス状態の僕たちがすれ違うように外へ・・


今話も読んで頂きまして、ありがとうございます。

今夜の更新は遅くならずにできました、というのも

今夜は夕方から眠くなってきたのをグッと堪えて更新したんです!

なのでこの時間に更新できたという訳です、それなら毎回そうすれば

イイんですけど、いつもわたしに襲い掛かる睡魔がなかなか強敵で、

ほとんどの戦いでわたしが負けちゃってまして、その結果、

更新が遅くなって、読んで下さっている皆様にご迷惑を掛けちゃうと

いう構図なのです・・・いつもゴメンなさい・・・


睡魔に負けないよう、努力しますので、

また、次話もよろしくおねがいします!!!


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