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~囮作戦大成功?~

 ~囮作戦大成功?~


 タータンの市庁舎の様子を探るため、市庁舎前まできた僕たち。


 ここでエレーナ達巫神はそのままだと警戒される可能性があるので、周囲からその姿が見えなくする術「透映身術」でステルス化。

 そしてタミーとアルのふたりは市庁舎の衛兵の注意を逸らすため、普段通りに市庁舎前の広場を散策する女子を演ずることとした。


 まず、タミーとアルが先行して市庁舎へ近づく、そして「透映身術」でステルス化した僕たちが後を追う。

「あのふたり、けっこうイイ感じの演技してるんじゃない? フフフ」

 カリーナがタミーとアルを見て笑ってる、僕からはタミーとアルがけん制しあっているようにしか見えないんだけど、女子同士だとそういう感じこそが仲がいいってことなんだそう。

「う~ん、判らん!!」


 タミーとアルが妙な動き(まぁいろいろ言い合ってるみたいなだけだけど・・)をしながら市庁舎に近づくと、玄関前の衛兵は予想通りふたりの動きに気をとられて、ニヤニヤしてる。

 衛兵は僕たちのほうはまったく気が付いてない様子で、タミーとアルもほうばっかり見てる。

「やった! 囮作戦大成功じゃない!! あのふたりイイ仕事してくれるじゃないの」

「ホント、あのふたり思ってた以上に有能ですネ!!」

 カリーナとベルタがタミーとアルを褒めちぎってる、でも、あれって演技でもなんでもなくて、二人の素の姿のままなんで、有能とかとは違うと思うけど・・・

 まぁ、なんにしても二人がうまく囮として機能してくれてるお陰で、僕たちはすんなり市庁舎の玄関前まで来れた。

「なんか、簡単すぎてちょっと拍子抜けだわ」

 エミールがそう言うと、エレーナも、

「そうですね、想像以上に楽にここまで来れましたね、それもあのふたりのお陰ですね」

「ここまで来れましたけど、このあとはどうしましょうか?」

 想像以上に簡単に玄関まで来れちゃったので、この先を考えてなかった僕たち、へんなところで狼狽えてしまった・・

「う~ん、このままちょっと中に入って市長とやらの姿を拝んでみてはどうかしら?」

 カリーナから大胆提案、でも、ここまで来て玄関だけみて帰るってのもちょっともったいない・・・

「そうですよ、エレーナさんもそう思うでしょ? ここは巫神の名に掛けてもっと深く探りを入れるべきですよ!」

 ドーラも鼻息荒くしてカリーナの提案に賛成と言ってきてる。

「では、ちょっと予定外なのが気にはなりますが、中の様子も窺ってみることにしましょう」

 エレーナは半分乗り気じゃないようだけど、カリーナやドーラの前向きな気持ちに押されたっぽい・・


今話も読んで下さいまして、ありがとうございます。

今日もまた更新が遅くなってしまいました、ゴメンナサイ・・・

最近は2日に一度の更新にさせて頂いてるうえに、遅い時間の

更新が多くなってしまってて、ホントに申し訳ありません・・・

こんなどうしようもない作者のお話ですが、どうか次話もよろしくおねがいします!!!

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