~助けてほしい??~
~助けてほしい??~
夕食も済んで宿に戻り、それぞれ部屋にいくのかと思ったら、そう簡単ではなかった・・
「まだ早し、部屋で飲みたいわ、だれかお酒持ってない?」
カリーナが部屋飲みしたいと言い始めた、するとタミーも乗っちゃって、
「わたしも飲みたいわッ! 今夜は朝まで飲みあかしましょうよ~、フフフ」
「わたしももうちょっと飲みたいです!」
「わたしもっ!」
カリーナの弟子たちも部屋飲みしたいと言いはじめ、エレーナも渋々部屋飲みを認めて、エレーナの「まぁ、いいわ」の言葉を合図にタミーとエミール、ドーラの3人が酒を買いに部屋を出て行った。
タミーたちが出ていって数分が経ったときだった、部屋のドアをノックする音がした。
「あっ、タミー達が帰ってきた!」
と言いながらアルが部屋のドアを開けるとそこにいたのはタミー達ではなく、宿の美人エルフだった。
「えっ??」
意外な人物の訪問に僕も他のみんなも少々驚いてしまい、固まってしまった。
「えぇ~と、エルフさん、何か御用でしょうか?」
エルフの視線が真っ先に僕にきた感じだったので、僕がエルフに声を掛ける形になった、するとエルフさんは、
「こんな時間にゴメンナサイ、皆さんに助けてほしくて来ちゃいました、どうか助けて下さい!」
助ける?? 僕たちがエルフさんを助けるってどういうこと??
今話も読んで頂き、ありがとうございました。
今話はいつもよりかなり短いお話になってしまって、
わたしもちょっと心苦しいのですけど、このままお話を
続けるとこんどは逆に長すぎになっちゃう感じなので、
この長さでいったん切らせていただきました。
この続きは次話をお待ち頂ければと思います。
では、次話もよろしくおねがいします!!




