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~ガラスって貴重品だったんだ~

 ~ガラスって貴重品だったんだ~


 店探しでちょっとしたゴタゴタはあったものの、店に入り8人分の席を確保し、それぞれ好きなモノを注文、先にきた飲み物で乾杯。

「では、これからの私たちパーティの前途が多福となることを祈って、かんぱ~い!!」

 エレーナの挨拶の言葉を合図にして、みんなでグラスを合わせてこれからに乾杯した。

チン、チ~ン(乾杯の音)

 ここで僕はちょっと驚いた、それはこの町にはガラス製品があったということ、今まで通ってきた町ではガラスはまだ存在せず、その多くは陶材、いわゆる焼き物の器だった、それがこの町ではガラスが使われてる、まぁその品質はそれほど高くはないけど、口に触るグラスなどにはガラス製になったことのメリットは大きい。

 僕は一口したあとそのことをエレーナに聞いてみた。

「エレーナ、この町にはガラスがあるんだね、いままでの町では見なかったガラスがここだけにあるのは何でかな?」

 僕の問いにさすがのエレーナもちょっと困ってるようだ。

「そうですね、わたしもいろんな町を知ってますが、ガラスを使っている町というのはあまり知りません、カリーナはどうですか?」

 エレーナが珍しく僕の問いをカリーナに丸投げ?した。

(えぇ~丸投げ??)

「う~ん、わたしも知らないわ、ガラスってかなりの腕のある職人しか作れないって聞いてるわ、それをこんな町場の店でも使ってるってだけでもこの町の潜在力が窺えるわね」

 ふ~ん、この世界ではガラスってけっこう貴重なモノみたい、作るにも技術が必要なモノだから、その技術の無い町ではまだガラスを使えてないってことみたい。


 乾杯し、少しすると注文した料理がきた。

「さぁ、皆さん、頂きましょう」

「は~い、では、みんな、いただきま~す!」

 そのあとは、それぞれに注文した料理を楽しんだり、わいわいとおしゃべりしたり、追加注文したお酒で気持ちよく酔ったりして店を出た。

 宿に戻ったのは夜もかなり深くなってからだった・・・

今話も読んで頂きまして、ありがとうございます。


今話の更新もやや遅い時間になってしまいました、

いつも遅い時間でゴメンナサイ!

次話もよろしくおねがいします!!!


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