表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
137/304

~アルファード隠さなきゃ~

 ~アルファード隠さなきゃ~


 門番が崩れるようにその場にへたり込むと、カリーナが僕たちへ「来てイイわ」って感じの手招きをしてみせた。

 カリーナが門番からこの町の名前とか人口とかもろもろ聞き込みした結果、この町はタータンという町で人種や亜人、エルフやキャットピープルなど多種多様な種族が平和的に暮らしているとのことで、

「まぁ、どこにでもある平凡な町のひとつってことね」

 と、つまらなそうにカリーナがクルマに戻ってきた、続いてエレーナも戻ってきて、

僕がすっかり忘れていた、大きな問題を思い出させてくれた、それは・・

「町に入る前に、このクルマという乗り物はどうします? このまま町に入ってしまうと騒ぎになり面倒ですよ」

 そうだ、この町の住人はクルマなんて見たことなはず、そんなところへクルマを持っていったら、最悪襲われかねない、まぁそこまでは無いにしても、人だかりになって収拾がつかない騒ぎになるのは目に見えてる。

「どうしよ・・」

「このまま入ってみたら? 案外と面白いことになるかもだわ、フフッ」

 タミーは呑気なことを言って笑ってる、そこへアルがちょろっと疑問みたいなこを言ってきた。

「ポケットに入らないかな?」

「ポケット?」

「何よ、そのポケットって?」

「アッ! そうか! すっかり忘れてたよ、でもこんな大きいモノ入るかな??」

 僕はアルの言ってるポケットというのが、僕が使ってる異空収納のことを思い出した。

 そんなポンコツな僕をアルが笑って、

「ユウト、ボ~っとし過ぎだよ、緊張感持ってよねぇ~アハハ」

 まさかアルから緊張感なんてワードを聞こうとは思わなくって笑ってしまった。

「アルからそんなこと言われるなて思わなかったよ、ハハハッ」

 まずみんなにクルマから降りてもらって、僕はアルファードを異空収納にしまうために意識を手のひらに集中させた。

 いつもなら特になにもせずに収納できるんだけど、今回はクルマが相手、なんとなく普通じゃしまえないような気がして、意識を集中する真似事みたいなことをしてみた。

 意識を集中させた手をアルファードの側面にあてて「しまわれろ、アルファード」と念ずる、するとアルファードの姿が徐々に透けて見えるようになり、それと共に

サイズがどんどん小さくなってきて、僕の異空収納へ収まってくれた。

「ふぅ~、こんなにデカいモノまで収まっちゃうなんて、異空収納ってどんだけキャパがあるんだろう?」


 無事アルファードを異空収納へ隠す?ことができた僕たちはタータンの町に誰にも怪しまれずに入ることができた・・

「これで騒がれたりしないで済むね、ハハハ」

 アルがニコニコしてるのが、なんだか嬉しかったナ^^

今話も読んで頂いて、ありがとうございます。


また、こんなに遅い時間の更新になってしまってゴメンナサイ!!

どうしても夕方から眠っちゃうんですよ・・

この癖、なんとかしたいと思ってるんですけど、なかなか睡魔に

勝てません・・


次話はもっと早く更新できるようにしたいって思ってます!(自信ないけど・・)

次話もよろしくおねがいします!!!


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ