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~門番なんて敵じゃない?~

 ~門番なんて敵じゃない?~


 8人と大所帯になり、ちょっと手狭感はあるものの、みんながムリなく乗れて、女子らしくワイワイと賑やかな車内の雰囲気は明るくてイイ!!

(男子ひとりの僕は若干の疎外感っぽいモノは感じるけど・・)


 イルナスの町を出て、しばらくアルファードを走らせ、陽が傾いてくる時間になり、そろそろ野営をする準備をと考え始めたとき、進行方向に微かだけど町の灯りが見えてきた。

「あぁ~、あそこッ! あれって町の灯りじゃない? やった~ッ! 今夜はあそこに泊れるね、野宿しなくて済む! ラッキ~!!」

 後列シートから身を乗り出して、前方の灯りを指さして、野宿しないでいいと喜んだのはアルだった。

 そんなアルの反応にカリーナが意外な返しをした。

「あら~、アルって野営キライなの? 私たちは野営ってスキよ、お酒があればワイワイ飲みあかして楽しく騒げるし、お酒が無ければ夜戦訓練もできるじゃない、しかもタダで!」

 すると今度はタミーが、

「飲みあかすってイイわねぇ~、それなら私も野宿さんせ~い!!」

 タミーとアルは相変わらずだけど、カリーナは意識高いなぁ、夜戦訓練なんて僕たち4人だけじゃ絶対耳にしないワードだよ、でもお酒でワイワイ飲み明かすってのはチョットねぇ・・・

 そうこうしてるうちに、その町の門まで来た。


 クルマというモノを見たことのない門番らしき人物がこっちをギロギロ見てる、まぁ怪しまれるのも無理もない。

 そんな状況なので、普通にしてたら町に入るのに手間取ると判断したエレーナとカリーナ、二人ともがクルマから降りてゲートの門番のところへ・・

「ちょッ! ちょっと二人とも、危ないよッ!」

 ふたりが左のスライドドアから降り、その巫神の姿を門番たちに見せると、門番たちは速攻でその態度と不審者を見るような視線を変えて、いっきにヘラヘラ媚びへつらうような態度になったのがはっきり見て取れた。

「??様子が変だけど? ふたりとも、どうする気なんだ?」

 僕がエレーナ、カリーナの行動を「?」な気分で見てると、後席のドーラが、

「見てなさい、もうカリーナとエレーナの術が発動してて、あの門番たちは何もできないはずよ」

 ドーラがニヤニヤしながら僕にエレーナとカリーナが術をと言ってきた。

「術?」

 二人が門番の傍まで行くと、なにやら門番に耳打ちしてる、その直後、その門番二人がその場に崩れるようにへたり込んでしまって、エレーナたちに「どうぞ」みたいなゼスチャーをしてる風に見えた・・・


今話も読んで頂き、ありがとうございます。


またまた更新が遅くなってしまい、ゴメンナサイ・・

夕方から寝ちゃう癖がついちゃって、わたし自身ちょっと困ってます。

でも、どうしてもテレビ見てると、ウトウトしちゃうんですよ・・

それで気が付くと1時間くらい過ぎてて「またやっちゃった・・」って

自己嫌悪状態・・

遅くならない時間に更新しなきゃって思ってるんですけど、

なかなか思うようにいきません。

次話も更新が遅くなっちゃうかもしれませんけど、そうなっちゃったら、

どうかご容赦のほど、お願いします・・・


では、次話もよろしくおねがいします!!!


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