表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/304

~異変の調査~

昨日は、体調がすぐれず投稿できませんでした・・

せっかく連続投稿してたのに残念ですし、読んで頂いてる方には

申し訳なかったって思ってます、ゴメンナサイ・・・

今日はちょっと短いですが、次話を投稿しましたので、読んでやって下さい。

     ~異変の調査~  

 一夜明けて次の日・・・

 まだ薄暗いうちからタミーが目を覚まして散歩しに外へ出て行った。

 タミーはエルフだから早起きは苦手じゃないようだし、朝日の中で心の浄化をしたりしてるみたい。

 僕はそんなアルをまだ寝ぼけて頭がはっきりしない中ベッドで見送った。

 しばらくしてタミーが戻ってきて、僕もエレーナ、アルも起きて宿で朝食をとりトレンスでの本格的な活動への準備を始めた。

「エレーナ、邪魂がいそうな場所は判ってないのかな?」

「えぇ、残念ながら邪魂についての細かい情報はありません、ですから私たちが一から邪魂捜しをしなければなりません」

 そう言っているエレーナの顔は険しいから、この状況がどれだけ大変なことなのかなんとなく伝わってくる。

 それはアルも同じようで、

「情報が無いなら私たちで探るしかないよね、ここの町のキャットピープル達に協力をたのんでみるよ」

 となかなか積極的なアル、するとタミーも負けじと、

「私もちょっと心当たりがあるから、そっちを当たってみるわ」

 と、タミーもやる気満々でいい雰囲気だ。

 そんな二人の言葉を聞いたエレーナはさっきまでの険しい顔つきから嬉しそうな笑顔に変わっていた。

「では、それぞれ調査をお願いします、そしてお昼にここに集合しましょう」

「は~い」「はい!」


 アルとタミーは宿から出て行った。

 残ったエレーナと僕はひとまず宿にいる者に邪魂について何か聞いたりしてないか聞き込みをすることにした。

 少しして、エレーナが有力な情報を聞いてきた。

「ユウト、従業員の話では、ここから少し離れた場所でキーウェやサラブーが盗まれる事件が続発しているらしいです、はっきりはしていませんが邪魂が関わっているように感じます」

「そうだね、邪魂のヤツ、腹でも減って動物の肉でも食ってるのかも・・」

 僕とエレーナはさらにいろんな人に聞いてまわった。


 そろそろお昼になるころ、アルとタミーが戻ってきた。

「どうでしたか?なにかそれらしい情報はありましたか?」

 するとまずアルが、

「キーウェが何匹も盗まれて食われてるって聞いたよ」 

 そしてタミーも、

「私はサラブーが盗まれて困ってるとの情報を2件聞いたわ」

 この二つを聞いて僕とエレーナはお互いに顔を合わせて、

「さっきの情報と同じです、これの可能性が大きくなってきましたね」

「うん! その動物が盗まれてるってのが超怪しい・・」

 僕はエレーナが聞いた情報をアルとタミーに話した、すると二人ともかなり怪しいとうなずいてる。

 それぞれの情報をまとめると、事件はトレンスの中ではなくトレンスの外の民家が点在する草原のほうで起こってて、そして、どの情報にもあやしいモノが目撃されてる。

 そんな感じなもんだからアルなんか、

「ぜったい、それが邪魂でしょ!! ユウト、はやくやっつけに行こうよ!!」

 な~んて完全に決めつけちゃってる。

「でも、最後はユウトの能力で探し当てなければ、私たちでは見つけられません、ユウト、任せましたよ」

「エッ? あ~ウン!! 任せてっ!」

 エレーナに任せましたなんて言われたら、弱気なことなんて絶対言えない!ここは絶対見つけてやる!!

 僕たちは聞いた場所あたりに向かって歩き始めた・・・



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ