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~タミーの奥義!~

 ~タミーの奥義!~


 まるでトラン〇〇ォー〇ー?な邪魂に追われる僕たち4人、いつもはどんな邪魂相手でもまぁまぁ余裕のある感じの3人の女子だけど、今回だけはさすがに余裕な無い感じでヤバめ・・・なんとかしなきゃ・・・

 僕はバックミラー越しに追ってくるメカ邪魂の様子を見ながら、右へ左へハンドルを操作し、クルマの進む先に道っぽいものを探した。

 とそこで、タミーが天井を見て、

「これ何かしら?」

と、天井のある部分を指さした。

僕はハンドル操作でイッパイイッパイだったけど、クルマのことは僕しか分からないはずなのでタミーの指さすモノを見ると、それはサンルーフだった。

「そ、それはサンルーフって言って、開けると外に顔を出せるんだよ」

(この行為は危険ですので、絶対にやらないで下さい)

「へぇ~、じゃあ開けてほしいわ」

 タミーに言われて、僕はルーフにあるサンルーフのスイッチを操作。

ガボン、ス~ (サンルーフが開いてスライドする音)

「わぁ~、開いたわ~! では、ここから・・」

 そう言いながらタミーは開いたサンルーフから上半身を出して即座に後ろ向きになって、

「爆甲球術ッ!!」

ボン!ボン!ボン!ボン!

 タミーは僕が初めて聞く術でクルマの後方へなにやら発射したようだ。

ヒュルルル~ 

タミーが出した術の正体はすぐ判った。

バォ~ン!ド~ン!ズバ~ン!ド~ン!

 何かがクルマの後ろで爆発した!

「なっ!何だッ!!」

 エレーナはそれがタミーの術によるモノとすぐに理解して、

「タミーすごい術を持っていますね! 邪魂の足を遅らせられるといいですね!」

 タミーがサンルーフから出した術の「爆甲球術」というのは人間界でいうと、手榴弾のちょっとデカいバージョンのようなモノらしかった。

 爆甲球術の爆発で物凄い爆煙が舞い上がり、クルマの後方は砂嵐のようになり視界ゼロ、その効果かメカ邪魂もなかなか姿を現さない・・

「メカ邪魂のヤツ、驚いて追うのをやめたか?」

「この隙に邪魂から離れましょう、そして態勢を整えて退治するのです!」

いまのところ守り&退避だけの僕たちは、なんとか態勢を整えて邪魂への攻撃へ転換したいところ・・・

今話も読んで頂き、ありがとうございます!

このところ毎日猛暑が続いていますけど、皆様いかがお過ごしでしょうか?

天気予報などでこの猛暑の原因が太平洋高気圧とチベット高気圧が日本の上で

重なって、まるで冬用掛けフトンを二枚重ねてるような形と言ってました。

今夏ですよ、だれも冬用フトンなんて掛けないでしょ!!

しかも二枚重ねなんて要らないよ~!!!

どなたかこのフトン剥がしてくれませんか~

神様~、そろそろ助けて~・・・・


では、次話もよろしくお願いします!!

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