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~メカ?あれも邪魂なの?~

 ~メカ?あれも邪魂なの?~


 やっと暗闇の謎空間から元の世界に戻れた僕たちだったんだけど、その直後アルが僕たちの戻ってきた空間に何かをみつけた。

「あ、あれって・・・??」

「ん?何?」

 アルの変な言葉に僕やエレーナ、タミーがそっちを見ると、僕たちが抜け出てきた何もない空間が六角形のフレームのようなモノに縁どられ、周囲の空間に中途半端な半透明の立体みたいなモノが浮き出てるように変化しているのが見て取れた。

「何が起こってるの??」

 タミーがやや引き攣った声でつぶやく。

 その浮き出たような空間は僕の目には邪魂が発する青い光と同様に光って見えてる。

「みんな、あそこ青く光ってる、邪魂が来るかもしれない、気を付けてッ!」

「邪魂がこっちに来ようとしてるのッ? せっかくバイバイしたのに~ッ!」

 アルが叫ぶように僕に聞き、続いてタミーが、

「私たちを追ってこっちに来るつもりかしら? 執念深いのって嫌われるわよ!」

 そう言ってる間も、問題の空間に変化があり、六角形の縁どられた空間にひび割れのようなスジが現れ、そのスジがまるでガラスが割れるような感じに周囲に広がっていってる。

「空間が割れるッ!」

「みなさん、注意して下さい! 何か出てきますよ!!」

 エレーナも邪魂の出現を予見し、戦いの姿勢を取っている。

空間の変化は更に進んで、ひび割れのようなスジから青白い光がハレーションのような輝きでこっちの空間に漏れてきた。

「ま、眩しい・・」

「何も見えないよ~」

バガァ~~~ン!!!!(空間が割れて弾けた音)

「!!!?」

「なッ! 何あれっ?!」

 割れた空間から現れたのは、クモの足のような4本の脚部、その脚部が集まる中心にボディらしき構造物が乗っていて、さらにその上に頭部と思わる部分がある機械的物体だった。

「メ、メカ?」

 僕の目にはしっかり青白い光を放って、いつもの邪魂に見えてるんだけど、その姿はいつもの邪魂とは全くの別物、どうみても機械、邪魂は異形の生物?のはずなだけど、今回のは何って言うか・・モブメカキャラにしか見えない、残念なヤツ・・

 空間から現れたメカ邪魂(仮)が地面に着地。

ドグォ~ン!!!

今話も読んで頂き、ありがとうございます。

今、お話の中に出てきてるクルマのアルファード、わたし知らなかったんですけど、

最近、形が変わったんだそうですね、え~と、モデルチェンジって言うそうですけど、

写真見せてもらったら、中のシートなんてメチャ豪華!!!

わたしもこんなクルマのシートでドライブとか行ってみたいです、

たぶん乗り心地良過ぎてすぐ寝ちゃうと思いますけど^^


では、次話もよろしくおねがいします!!!


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