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~全力で逃げるっ!!~

 ~全力で逃げるッ!!~


 僕の発案したヘッドライトで目くらまし作戦は思ったとおり邪魂の目をくらますことに成功、邪魂が目をくらませてる隙に僕たちの乗ったアルファードは邪魂の脇をすり抜けその後の外界から射してきてるっぽい光のほうへ向かう・・


 みるみる光の射してくる場所が近づいてくる。

 しかし、視野の戻った邪魂も加速して僕たちのクルマを追尾してくる。

「わわわゎ!!! もっと速くぅ~! 追いつかれちゃうよ~ッ!」

「これでいっぱいだよっ!」

 僕はアルの悲鳴のような叫び声に、思わず足に力を入れたけど、すでにアクセルはべた踏み状態、あとはエンジンの性能にお任せって感じだ。

「うぅ~、もっと速くぅ~ッ!」

 後席のタミーもジリジリ迫ってくる邪魂にかなり怯えてる感じで、

「ユウトッ! もっとスピード上げなさいよッ! 追いつかれたらどうするのよッ!」

 と半分怒ってる感じで僕に大声でスピードアップしろと言ってきてる、でも、これが限界、もうあとは逃げ切れるか運に任せるしかない感じっ!

「僕だってもっと速く走らせたいけど、これ普通のミニバンだし、GT-Rみたいにはいかないヨ~ッ!」

 僕がぼやきのようなことを言うと隣に座ってるエレーナが、普通に、

「ジーティーアール? 何ですかそれは? 早く動ける動物でしょうか?」

 この切迫した状況で普通に質問って、ほんとエレーナは肝座りすぎ!! 僕のほうはクルマを光のほうへ向かわせるのに精いっぱい! もうエレーナに答える余裕なんて1ミリも無いっス!!

「え、え~とぉ~、それについては後で説明するからさッ、今はちょっとムリっ!」

クルマが光に近づくにつれ、見えないけど路面の状況が悪くなってきてるのか、クルマがガタガタと揺れ始めた。

「くっ、クソッ! こんなときにどうなってるんだ?!」

 普通ならこんなに揺れてきたら減速してゆっくり進むんだろうけど、邪魂に追われてるこの状況じゃ減速→追いつかれる→死! それは絶対ダメ! ありえな~い!!

そう考えると僕の足は無意識にアクセルをさらに強く踏んだ、でももうすでにアクセルはべた踏み状態、これ以上は加速もできない状況になってた。

「ユウト~ッ! もっと速く~ぅ!! 追いつかれちゃうよ~~」

 後席のアルが怒ってるんだか怖がってるんだか判らない口調で叫んでる!

 アルが叫んだ直後、バックドアが勝手に開いてしまった!

「キャァ~~ッ! なんで開くの~~ッ!! 閉まって~~ぇ!!」

 いきなり開いてしまったバックドア、その後方の邪魂がはっきり見える状態になったことでアルの恐怖がマックスに!!!

皆様、こんばんは。

今話も読んで下さってありがとうございます。


今日は昨日まで続いてた酷暑っていう感じの暑さとまではいかなかった

ようですけど、それでも暑くて暑くて職場はエアコンをフル稼働させてました。

仕事中は職場のエアコンが動いてくれてるから、まぁまぁ過ごしやすいんですけど

家に帰ってくると、とうぜん今度は部屋のエアコンを点けることになります、これってまたまた

とうぜん電気代は自腹じゃないですか、こうなるとお給料の少ないわたしなんかはお気楽に

エアコン点けて涼むのも気が気じゃないんですよね、今から今月の電気代が心配です・・・


次話の投稿は2日後の予定です、また次話もよろしくお願いします!!


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