~明るさはテンションを上げるの?~
~明るさはテンションを上げるの?~
クルマに戻った僕は更に先に進むためアクセルを踏んだ、エレーナの言葉の力か、さっきよりアクセルを強く踏めてるような気がして嬉しかった。
「そうだ、あれ使おう!」
僕は急にあるモノを使うことを思いついてクルマを一旦止めた。
「な~に? 急に止まっちゃってぇ~」
僕が急に止めたものだから、アルが不機嫌そう。
「タミーとアルにクルマの横を見ててほしいんだ」
僕は二人にそう言いながら、異空収納からLEDランタンを2個取り出した。
「何それ?」
アルはランタンを見た途端、ストレートに聞いてきた、まぁアルの性格からすれば当然な反応すぎてちょっと呆れる・・・
「これはランタンっていう照明器具だよ、これをこうして」
と、僕は簡単にランタンの使い方をアル、そしてタミーにレクチャー。
このランタン、スイッチの切り替えで懐中電灯としても使える便利グッズ。
僕の説明でランタンを理解した二人、さっそくサイドウィンドーから懐中電灯モードで横を照らして周囲を警戒し始めた。
「それにしても、ユウトのいた世界の灯りって明るいモノばっかりね、これなら家の中もずっと昼間のように明るくできてたんじゃないかしら? 想像するだけでテンションあがるわぁ」
タミーが周囲に気を配りながらも、ランタンの明るさにテンション上がりまくり独り言っぽいことをしゃべってる、運転してる僕は直に見ることはできないけど、声から察するとめちゃ笑顔だろうことははっきり分る^^
アルはタミーとは逆側の外を警戒してくれてる、アルの場合はキャットピープルなのでタミーほどランタンの明るさにテンションを上げてる感じはない、でも、まぁまぁ気に入ってくれてるっぽい、まぁ総じて灯りはイイ評価のようで安心!^^
皆様、今話も読んで頂いて、ありがとうございます。
今日はお休みだったし、実家へも行けてちょっと気分がいいので、
昨日に続き、お話を進めることができました!
ちょっと短めですけど、ご容赦下さいませ。
では、次話もよろしくお願いします!!




