~人間界の乗り物~
~人間界の乗り物~
暗闇の中に落ちて?しまった僕たち、ここがどこなのか>ここは何なのか?どうしれば元に戻れるか?何もかもが「?」な状況・・
「何か見えてきたよ、何だろうあれ?」
僕はずっと先にうっすら見えてきた四角いモノを指さしながら3人に言った、すると少し先を歩いていたアルが、
「あれ、アルは見たことないモノ、でも固そうにみえる」
アルが見たことないモノってなに? アルの世界に無いモノってこと?
僕たちはアルに先導される形でさらに進み、ついにその四角いモノがはっきり見える距離まできた。
「こ、これって・・・」
僕はその四角いモノの正体が判って、ちょっとパニくってしまった。
そんな状態の僕に気づいたエレーナが僕に聞いてきた。
「ユウトはこれが何か知ってるのですね、これは何ですか?」
「・・・」
僕は呆然としてしまって、エレーナの言葉が耳に入ってなかった。
「ユウト、どうしました? あれは何ですか?」
「ん? あぁ、ごめんボ~ッとしてた」
「しっかりしてください、ユウトはあれをしているのですね?」
「うん、あれは人間界の乗り物で、ミニバンというモノなんだ」
僕は今、目の前にあるモノがまだ現実とは捉えられてなくて、夢や幻覚のようにさえ思えていたんだけど、エレーナからそれのことを聞かれて、やっと現実感がもてた。
「ミ・ニ・バ・ン?」
「そう、ミニバン、あれは人が乗って人が動かすことのできる乗り物なんだよ、ホーサーが曳く馬車みたいなもの、でも、なんで人間界のミニバンがあるんだろう?」
僕たちはさらにミニバンに接近し、とうとう手で触れられる距離まできた。
「これってアルファードじゃないか! めっちゃ高級車じゃん! しかもピッカピカ! ウチの親父が欲しがってたなぁ」
僕がそんなことを言ってると、アルが、
「ユウトは乗り物って言うけど、これどこから乗るの? どこにも椅子っぽいモノ無いよ~」
車内は暗いし、スモークガラスになってるので外からじゃ中の様子がよく見えないから、アルの疑問も当然といえる、そこで僕は、
「動くかわからないけど、開けてみる」
と言ってサイドのスライドドアのノブに手を掛けた。
カチャ、ガバン、ピ~、ピ~、ピ~、
ドアノブに手を掛けると、巨大なスライドドアは独特の機械音をたてながら開き始めた。
突然勝手に開き始めたスライドドアにアルとタミー、そしてエレーナまでもが驚きの声を上げた。
「うわっ!」
「何が始まったのよ~?」
「ユウト、これは?」
アルは驚きのあまり後ろへ1メートルくらいジャンプしてしまった・・・
久しぶりにみたクルマ、僕はこのクルマが僕たちの大きな力となってくれると確信し、ちょっと興奮した・・・
皆様、今話も読んで頂きまして、ありがとうございます。
今日の後書きはちょっと真面目なことを書かせて頂きます。
今日まで毎日投稿を続けてきましたが、最近ちょっと体調が良くなくて
お医者様に診てもらったら「ホルモンバランスがちょっと・・」って言われちゃって、
そのことから、明日からしばらくのあいだ、毎日投稿をお休みさせて頂きたいと
思っています、わたし的には二日に一回投稿くらいにさせて頂きたいと思ってます。
ホントに勝手なこととは承知しているんですけど、どうかお許しくださいますようお願いします!
では、次話もよろしくお願いします!!




