夏の雨の詩
夏にしか降らない強い雨を降らせて、そしてそれをガラス越しに眺め、雨音を聴きながら読んでください。
揺れ動く指揮者の手たち
鼓動を歌う、白い無数の子どもたち
縦に踊るカンナは
今、ちぎれ
雨樋の
ドラムロールの
煽りよう
名も知らぬ大木が歌い狂う
白い余波と共に
あの共鳴は
今この時にだけ隠された
事実の表出を促します
そう、乱れているのです、僕の心もあぁなのです
庭のカンナのちぎれたように、ただ咲いて、ただ散りたいのです。
なのに
何故僕を人として堕とされた、母よ
あぁ
願わくは、次こそ、
かの雨のように産みたまえ
かの奏者にさせたまえ
こんにちは。コーノです。
最近、ほんのちょっとずつですが、書きたいものが書けるようになって来た気がします。とは言ってもまだまだへっぽこのぴーやって感じですから、頑張っていきます。