ープロローグー
「人は変われる」とはよく言ったものだ。
否定はしない。
俺がそうであるように。
しかし、変わるというのは、本質が異なる。
自分に変化を付け加えた所で、何かが改善できるとは限らないのだ。
俺は中学に入り、人柄が変わった。
というのも、昔から何かの才能や特技を持っていなかった俺は、劣等感故に強者になりたいと思っていた。
それからである。
自らを虚妄で覆い隠し、他を中傷して自分が、絶対的強者だと信じこんだ。
回りくどい言い方だが、一般的にはこう呼ばれている。
-中二病-と。
病と付いているが、生理的なものでも、精神的な類のものでもない。
そして、この喋り方は中二病の名残りであり、高二病の始まりでもある。
つまり頭のオカシイイカれポンチなのだ。
勿論、俺もその一人だった。
もう一度言おうだったのだ。
-AM 7:30-
俺は、朝っぱらから鳴り響く、デジタル時計を止めると、直ぐさま、シワ一つ付いていない新品の制服に着替える。
今日は、美空高校の入学式。
遅刻するして目立つというのは真っ平御免だ。
さっさと朝食を済ませ、家を出よう。
悠々自適な休みに別れを告げ、俺は誓った。
-普通に生きると-
初めて小説を書きました。
おかしい所があったり、アドバイスがあれば、ご教授お願いします。m(_ _)m
中二病と元中二病の話を描くつもりです。
これから宜しくお願いします。
追伸
俺の友達が書いてる、こちらの小説も
お願いします。
『2回も異世界転移したのでもう自重しない』