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尊厳

 国内最強の剣士、童顔の剣聖とも呼ばれる男との戦いの後、目が覚めたのはその日の夜だった。


「サイガ!」

「サイガ!」

「サイガ様!」


「ハピネ、スナエ、ツガー……」


 ベッドで横になって、シーツをかけられていた俺は、自分の敗北を悟っていた。

 顔が猛烈に痛い、多分俺以外の誰かが法術で治してくれたんだろう。でも、法術でも完全に痛みは消せないから、やっぱり痛い。


「起きるな、サイガ。お前は頭を強く打たれたのだ」


 そうなのか、俺は確か頭を打たれると予知して、それで防御しようとしたはずだ。

 それなのになぜ……。


「どうせあの女の護衛だもの、何か卑怯な事でもしたんだわ!」

「いいや、戦士の誇りにかけてそれは無い。あの男、とんでもない実力者だ」


 俺の次に強いスナエが、身を震わせながらそんなことを言っていた。

 一瞬で俺は気絶させられたのだろう、まるで実感がわかなかった。


「お前はあの時、自分が打ちこまれると予知したな? 私も遠くから見ていて、それが分かった。この上なく露骨に硬直していたからな。そこへ奴は接近して、頭を打つと見せかけて顔を掌打したのだ」

「そんな、サイガの予知が外れたの?!」

「いいや、あの男はサイガが防御したのを見てから攻撃を切り替えたのだ」


 あたりを見回すと確かに俺の部屋だった。

 学園の近くに立てられたお屋敷の、その中にある俺の部屋だ。

 つまり、占術を含めて他の魔法も使えると隠さなくていい場所だ。


「それじゃあ、サイガ様はどうすればよかったんですか? お顔を守るべきでしたか?」

「違うぞ、ツガー。あの男は相手の動作を見てから攻撃を切り替えることができたのだ。確かサイガの予知はごく一瞬で連発できるものではなかったが、その点があっても無意味だろう。はっきり言って、あの男は強すぎる」


 俺は頭を打たれると分かったから頭を防御した。でもそれを見てあいつは俺の顔に一撃を入れた。

 もしも俺が顔を守っていたら、そのまま頭を打たれていただろう。

 じゃあカウンターを入れていたら? あの一瞬で間合いを詰める技に、カウンターを入れていたら?

 それでも、回避されて逆にカウンターを入れられていただろう。


「そんな、サイガ様でも手も足も出ないなんて……」

「そんなことないわよ、ツガー! だって、あの時は法術と占術しか使っていなかったじゃない!」


 ハピネは俺を弁護してくれる。でも慢心があったのは確かだ。法術だけで勝てると思っていたけど、やっぱりこの国で一番強いって男は伊達じゃなかった。


「魔法も呪術も神降ろしも全部使えば勝てるわよ! そうでしょう?!」

「そうだけど……全部使えるなんて知られたら、それこそ問題なんじゃ……」

「でも、ずるいわよ! あいつ、ふわふわ浮かぶ魔法しか見せてなかったのに!」

「ハピネ、そんなこと言ったら俺、予知も含めて全然手の内明かしてなかったんだけど……」


 俺はあいつを軽く見ていた。

 そして、負けると思ったとたん物凄く動揺していた。

 それが俺の敗因だ。


 いいや、はっきり言って、彼は強かった。

 俺が弱いから負けて、皆に恥をかかせて、心配をさせてしまった。


「みんな、ごめん……」

「いいわよ、それよりも名誉挽回よ! もう一度戦って、今度こそ勝つのよ!」

「そうだな、地に堕ちた名誉を回復するには、それしかあるまい」


 そうだ、もう一度戦おう。

 ハピネやスナエの言うように、もう一度戦って、今度こそ勝つんだ。


「あの……すみません……その、どうしても戦わないと駄目ですか?」


 そして、やっぱりと言うか……ツガーはそれを止めてくれていた。


「だって、あの人、とんでもなく強いんですよね? この国で一番強いって、貴族の人も騎士の人も、学園長先生だって認めてるんですよね?」


 そうだった。

 よくよく考えてみれば、それはとんでもない事なんじゃないだろうか。

 俺が今まであったこの世界の人たちは、それはもう誇り高い人ばかりだった。

 ツガーだって、一面では物凄くこだわりが強い。

 そんな人たちが、口をそろえてそんなことを言うなんて、確かにおかしい。

 まるで議論の余地がないようじゃないか。


「なによ、サイガだって魔法を全部使えば、それぐらいできるわよ!」

「すみません! でも、その……だって、戦う理由がないじゃないですか……こんな言い方はどうかと思いますけど、皆さんの前で法術以外の魔法は使えないんですよね。だったら、どのみち皆さんの前で戦うわけには……」


 そうだった、確かにその通りだ。

 少なくとも、俺が名誉を挽回するにはみんなの前で戦って倒さないといけないのに、皆の前で他の魔法を使うわけにもいかない。

 目立たない魔法なら使えるかもしれないけど、そんなものであの剣聖に勝てるとも思えないし……。


「だったら! 人目のつかないところで戦うわ! それで勝ったって喧伝すればいいのよ!」


 無茶なことを言うハピネ。でも実際、全力で戦うには他にできることがないわけで……。


「しかしだな、それを受けると思うか? 少なくともあの剣士は、サイガと同じで好戦的と言うわけではないぞ。それに、あの男の主は、この国ではお前と同等の相手なのだろう。一方的に命令して、受ける相手か? ありていに言って、後ろ暗いことをすると宣言しているようなものなのだが」


 冷静になったのか、確認を始めるスナエ。

 確かにスナエなら受けると思うし、ハピネでも受けるだろう。

 でも、あの性格の悪そうな女が、そんなにあっさり受けるだろうか。

 それに、こっちはともかくあっちには戦う理由なんてないし。

 まさか、不意打ちをするわけにも……。


「言いたくないですけど、この国で一番強いと誰もが認めているお方に負けても、それは恥ではないと思います! 私はもう、戦う必要もないのに、サイガ様にお怪我をしてほしくないです! 私だって、その、心配を……その……目が覚めなかったらどうしようって……」


 ぽろぽろと涙を流して、俺の事を心配してくれるツガー。その気持ちはとてもうれしい。

 でも、それでも俺は止まる気がなかった。


「ごめんね、ツガー。でも俺はあいつに勝ちたいんだ」

「ほほう、良いことだな。それでこそ私の男だ」


 ツガーとは対照的に、スナエは俺を支持してくれる。


「つまりは、負けて悔しい、ということだ。負けっぱなしではいられないと、違うか?」

「ああ、うん。そうなんだ、ツガー。俺は、全力をまだ出し切っていない。だから、持てる力の全てをぶつけたいんだ!」


 全身を武装しておきながら、一発で倒されてしまった。

 このままじゃいられない。悔しくて悔しくて……。


「だから……!」

「サイガ様……」


 俺は、泣いていた。

 皆の前でカッコ悪いところも見せた。それもあるけど、負けたことがとても悔しかったのだ。


「勝ちたいんだ……!」



「うふふふ……入学早々に面白いものが見れたわね」


 自分の護衛たる、絶対の切り札。それをぶつけ合わせて、片方が完勝する。

 それはまさに、胸のすく勝利なのだろう。気持ちはわかる。

 少なくとも昔の俺なら、そう思っていたはずだ。

 正直今の俺は、子供を虐めて申し訳なく思うほどなのだが。


「そうでしょうブロワ。ハピネの婚約者は、相応に強いのでしょう?」

「ええ、大変申し訳ありませんが、私では勝てるとは申せません」


 既に日は沈んでいて、夜も遅い。

 レインは自分の部屋で寝息を立てていて、俺も眠い。

 にもかかわらず、お嬢様は俺に退出を許さなかった。

 この屋敷にはちゃんとソペード家の護衛がいるし、俺は寝てたって周囲の環境を読み取ることができる。

 だから問題ないし、即座に対応できると言っているのだが、それでも寝るなと言われていた。

 雇い主より先に寝る護衛がいるか、と言われてしまえばそこまでだが。

 人間、日が沈んだら寝るべきだと思うのだが。


「あらあら、貴女にそこまで言わせる男が、皆の前で無様を……うふふふ、で、どうだったの? 貴女には皆の噂を調べるように言っていたけど、まさか勝ち負けが歪められていたりとかは?」

「それはありませんでした。強いて言えば、やはり剣聖には誰も勝てない、としか……」

「そうでしょうねえ、あの女の婚約者よりも、私の護衛の方が強い。強くて当然、そうよねえ……」


 レベルの高いようで、低い意地の張り合いである。

 よほど嬉しかったらしい。いくらなんでも喜びすぎだとは思うのだが。


「昔からね、あのハピネには、本当に群がられていたのよ。同じ四大貴族の娘だから、それなりには相手をしてあげていたのだけどね、そうでしょうブロワ」

「……おっしゃる通りかと」


 違うぞ、俺は社交界に足を踏み入れなかったけど、それぐらいは分かるぞ。

 絶対煽りまくっていたはずだ、感知するまでもない。


「ああいい気分、明日からも楽しみね」


 ようやく解放された俺とブロワは、自室に戻ることになった。

 俺は普段のように、レインの隣である。

 ブロワはお嬢様のすぐ近くなので、そんなに廊下は歩かない。

 そのあたり、性別の壁と言うべきものがある。一応俺よりもブロワの方が古株だしな。


「そういえば、サンスイ。私がどうしてお嬢様に忠義を誓っているのか、語ったことはなかったな」


 そんなことを、星明りが窓から入ってくる廊下で、唐突に語り始めたブロワ。

 確かにそんなことを聞いたこともなかった。というか、俺と違って普通に取り立てられて忠義を誓っているもんだと思っていた。

 特に面白いこともなく、特別な事情もないと思っていたのだが。


「私は、お前の察しているようにソペード家の領内にある、地方領主の家系でな。お前と違ってそれなりに出自ははっきりしているし、別に特別な何かがあったわけではない」

「ああ、やっぱりか」

「というよりもだ、お前も察していると思うが、お前の様なケースなど聞いたこともない。お前のありえないほどの強さと、レインがいなければ、今頃お前など墓で腐っているところだ」


 でしょうねえ。それは俺もそう思う。

 俺の無礼は、今にして思えばありえないレベルだ。

 それを呑み込んで余りあるほど、俺の強さが抜きんでているというだけだ。


「とにかく、お前はよく知らんだろうが、地方領主などそう儲かるものではない。金山でもあれば別だろうが、基本的に見栄を張るのが精いっぱいの貧乏な暮らしだ。それを、私の才能を見込んでお嬢様が取り立ててくださったことで、領地の交換が許された」


 なんか、徳川幕府がやったようなことが聞こえてきた。

 ああ、領民の事は放置で、条件のいい領地に配属替えしてもらったのね。

 援助してもらうとかよりも良い話なんだろうけど、元平民的に考えて余りいい話と思えない。


「私は剣の才能と、風の魔法の才能があった。それこそ、同年代の者など相手にならないほどのな。その私が劣等感を感じたのは、お前だけ、だった」

「サイガか」

「ああ、お前の故郷では皆がそう、と言うわけではないだろうが、お前の同郷と言うのならあの法術の見事さも納得だ。見るだけで分かる堅牢さだったな」


 そうなのだろうか、俺は法術を観るのは初めてなので、何とも言えない。


「私などよりもお前の方がよく分かっただろうが、あの男、まだ色々と隠し持っているぞ」

「そんなことまでわかるのか? 仙術使いでもないのに、すげえな」

「当然だ、私はお前とどれだけ付き合いがあると思っている。底知れない相手を視ることには慣れている……そう、お前がいなかったら、お嬢様を私が失望させていただろう」


 こんな言い方はどうかと思うが、強さ、というベクトルなら人数をそろえればそれで大概の問題が解決する。

 百人力と言うのなら百人用意すればいいし、一騎当千なら千人雇えばいいし、万夫不当というのなら一万人以上用意すればいい。

 そしてそれができるのが、大貴族様というやつだ。護衛と言う意味なら、俺とブロワだけにする意味はない。


「私はな、それが何より恐ろしい。お嬢様には返しきれない恩義があり、それは私の矮小な誇りよりも優先するべきものだ」

「俺がいなかったら、お前が戦ってたな。そのまま負けてたかもしれんしな」

「ああ、そう言うことだ。お嬢様の護衛に、支障をきたしていた可能性もある」


 たった二人で大貴族の子女の護衛をする、できる。それが彼女の誇る二本の剣。

 その『意味のないこだわり』を、俺たちは必死で守らないといけない。

 それが彼女の誇りであり、絶対に信じられるものだからだ。

 ブロワと同じで、俺にもそういうものはある。レインの面倒を本当によく見てくれている。そんな彼女に奉仕するのは当然だ。

 多少どうかと思っても、御恩と奉公は絶対の原則。ちゃんとお給料をくれているのなら、仙人だって仕事はするのだ。


「だから、お嬢様の前では言わないが、お前がいてくれてよかったと思っている」

「それは俺も同じさ。俺は地味だから、その辺りブロワがいてくれてよかったと思ってるよ。女性には女性の護衛が一番だしな」

「そうだな、お前にも至らないところがあるからこそ、私にも居場所があるのだ……これからも頼りにしているぞ」


 話は終わった。

 俺は言葉にして伝えられた思いを受け取って、穏やかな心で自分の部屋に入る。

 正直に言って彼女の将来は色々怖いところはあるのだが、それは親族の考えるべきことであって護衛の考えることじゃない。

 これからも俺たちは、彼女の心と体を守ればいいだけの事だった。



 あれから一晩たった。

 お嬢様がこの学園に入ったところで、俺の仕事に変更があるわけもない。

 俺はブロワと一緒にお嬢様の護衛をしていた。尚、レインに関しては幼年部に送り届けている。

 なので俺は普段通りだと思っていたのだが……。


「それじゃあ、縮地を何度もやってちょうだい」

「へへぇ……」

「みんな、貴重なデータなんだからちゃんと記録しなさい。それから、実験データをとる方法を思いついた生徒や教員は、速やかに挙手すること!」


 自分でもいまさらだが、希少魔法とは『普通の魔法ではありえない』ことができるからすごいのだ。

 要するに、俺が自分の重さを調節して浮かび上がる、となると風の魔法でもいいのだが、慣性を無視して一瞬で移動する、となると一気に話は変わってくる。

 火の魔法や風の魔法で加速することはできるが、仙術の縮地ほどに瞬時の移動ができるわけではないのだ。

 そもそも、即座に移動して即座に停止するって、この世界ではありえないし。


「うふふふ、頑張りなさいね」


 昨日試合をした運動場で、俺は衆人環視のもと縮地を反復横跳びのように繰り返すことになった。

 もちろん学園長先生が直々に頭を下げて懇願し、それをお嬢様が許可したものだ。

 果たしてお嬢様は俺を自慢しに来たのか、それとも勉強しに来たのか。どっちなのだろうか。


「それじゃあお願いね!」


 確かに仙術のデータなど、早々とれるものではない。

 だが、このお婆ちゃんもその部下である教員たちも、生徒の皆さんもちょっと鼻息荒すぎやしないだろうか。

 いくら人生が短いとはいえ、急ぎすぎである。

 というか、もしかしなくても、俺がここで『いやあ実は俺って不老長寿なんですよね、はははは!』とか言い出したらどうなるんだろうか。

 五百年生きている人間とか、どう思われるのか今から怖くなってきた。

 今はまだ若作りで済むけども、レインが独り立ちするまでそれで済むだろうか。

 思うに、絶対に済まないと思う。なんか考えといた方がいいよなあ。


「それでは……いきます」


「早い!」

「本当に早いな!」

「予兆が見えない……」

「開始点と停止点に全く誤差がないぞ!」

「凄いな、これが希少魔法か……」

「確かに魔力は全く観測できていません!」


 基本的に、縮地はワープではある。

 だが、そこまで万能でもないし、無敵でもない。

 まず欠点になるのが開けた場所にしか移動できないということだ。

 ざっくり言って、距離が近くても壁に隔たれている場所には移動できない。

 森の中で途中に木がたくさん生えているとかなら問題ないが、壁の向こう側にいる所へはどんなに近くても移動できない。

 後は、高低差がありすぎると移動できない。例えば俺が断崖絶壁の真下にいて、絶壁の上に行くとなると、それも無理だったりする。

 その辺りは、ありていに言って体感でなんとなくわかる、程度の話だった。そんなに難しく考えたことないし。

 ともあれ、俺は入念なデータ取りに励まされることになっていた。


「凄いぞ、連続で移動し続けているのに、全く消耗が見られない!」

「加速や停止に、全く力を使っていないのか?!」


 朝から晩まで素振りをして過ごしていたので、単純作業の連続には慣れている。

 こうして修行ともいうべき仙術の行使には何の不安もない。加えて、仙術は地味な分消費も少ないのだ。

 自然のエネルギーが濃い森の中ならなおのことだし、日本の大都市でもない以上、自然が周囲に無いなんてことはない。

 であれば、縮地の連続行使になんの問題もないのだ。これの連続を後百年間続けろと言われても、苦痛でもなんでもない。多分最初の数年で慣れるだろうし。

 そういう考え方を、データとってる方々も持っているのかもしれない。

 修行に終わりがないのだと知ったら、学業にも終わりは無いのだなあ。


 そう思っていると、流石に見飽きて移動したお嬢様が、なにやら喜んでいる気配がした。

 なんか面白いもんでも見つけたのだろうか。その程度ならいいのだが、どう感じてもあの独特の雰囲気を持つ我が同胞の気配も近くにいた。

 これはつまりあれだ、またお嬢様があの祭我関連で俺に無茶ぶりをする構えなんだろう。

 どうしよう、入学して二日目なのに、お嬢様は決闘をまたするつもりだぞ。

 学校を何だと思っているのだろうか、お嬢様は。

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