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地味な剣聖はそれでも最強です  作者: 明石六郎
傷だらけの愚者
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決闘

 ありがとう、貴方がいて良かった。

 そう言われる人間が、この世界にどれだけいるだろうか。

 あるいは、そう言われ続けることが、健全と言えるだろうか。

 

 例えば世界最高の医者がいたとして、その彼が自分の体を壊すほど働いて、その結果多くの人に感謝されるとして。

 その彼が、その周囲が、彼自身を幸福と思うだろうか。それはわからない。ただ、余人には想像もできないプレッシャーと、自分の時間のない人生が待っている。


 だが、そんな『稀有』な実例はともかく、程度は別として多くの人々が『君がいないとどうにもならない』『君がいて良かった』と言われたがるのは、ある意味当然ではないだろうか。

 感謝されたい、認められたい、評価されたい。

 特別な誰かとして、社会に貢献して、もてはやされて、やりがいのある人生を送りたい。

 そう思うのは、ある意味健全ではないだろうか。


「いやあ、前進してるなあ!」


 なんだかんだと正蔵が殺されていないのは、ある意味まともだからである。

 彼が余りにも未熟で無自覚なことが明らかであり、素直で変にひねたところもなく、分かりやすい男であること。

 それが彼に対するカプトの共通認識である。


 これが下手に自分の持つ力の大きさを理解し、完璧に使いこなし、且つカプトに対して妙ににおわせていれば、それこそ強硬策として即座に寝込みを襲って殺すべきだ、という意見もあっただろう。

 まったくの無能であるからこそ、殺すまでもないと判断されて放置されている。

 価値観もわかりやすく、矯正の必要もみられないこと。

 程度はともかく、無能であることも処世術の一つと言える。


「明日が楽しみだなあ!」


 少なくとも、出世したくて田舎から出てきました、という男の方が、山奥で五百年素振りしていました、という男よりも現実味も親近感もわく。

 ある程度はこっちの指示に従うし、殺すのはまだ早い。


 しかし、それは言うまでもなく、正蔵の力の規模を正しく認識している者の判断だった。

 既に魔法の有効時間が経過し解け切っている氷の残り香、つまり下がったままの周囲の気温を感じている聖騎士たちは、自分達の役割の重さを理解していた。

 つまり、この世界にこれまで存在しなかった大量破壊兵器を、自分達で保護保管しているという自覚が湧いていたのだ。

 今は粗末な小屋に押し込められている彼は、しかし壊せないものが存在しない危険物でもある。

 だからこそ、如何なる者からも守らなければならない。そう強く感じていた。


「……え?」


 だからこそ、数名を引き連れて騎乗して現れたキャンバスに驚いていた。

 今の所、正蔵の事に関しては一部の者の秘とされていた。つまり、正蔵に関してキャンバスが知っている筈もないからだ。


「む、聖騎士だな?」

「ええ、こ、この小屋の警備を仰せつかっております」


 ある意味当然ではあるのだが、魔力を持つ者は魔力を持つ者を見分けることができるし、結果的に魔力を持たないものであると察することができる。

 同様に、法術を使うための聖力を持つ者は同じく聖力を持つ者を見分けることができる。

 まして、聖騎士の装備を着ていれば、当然そう思われるだろう。


「……この中に、パレットが治した魔法使いがいるのだな?」

「さ、さようです」

「しかし、お嬢様がお許しになった方しか通してはいけないと」


 キャンバスに関しては、聖騎士たちも知っている。というか、キャンバス自身の率いている面々も普通に聖騎士だ。

 だからこそ、そう強気になることができない。この小屋の中にいる男の脅威を一々教えきれるとは思えないし、無下に追い返すこともできない。

 なによりも、この小屋は防音などほとんどできていないということだ。


「あれ、お客さん?」


 特に気負いなく、普通にドアを開けて正蔵が顔を出していた。

 余りにも当然すぎる展開に、護衛達は言葉もなかった。


「お前が魔法使いか……」


 まさに傷だらけだった。

 適切な治療によって、体に支障はなさそうだったが、それでも古傷として痛々しく顔にも刻まれていた。

 これは高所から落下し、建造物にぶつかることで『致命傷を免れた』魔法使いたちに良くあるケガであった。


「え、まだ見習いですって、嫌だなあ~~!」


 微妙に殺気立っているキャンバスの考えが理解できないのか、へらへら笑って応じる正蔵。その顔に、一切の緊張感はない。

 その顔を見て、キャンバスの護衛達は腹を立てる。

 見るからに田舎者だが、無知を理由に無罪を得ることなどできないのだ。


「貴様、キャンバス様に向かってなんと無礼な!」

「無礼打ちされても文句など言わせんぞ!」


「お、お許しください! この男は、世間と言うものを何も知らない、無知浅学の輩でして!」

「今は表に出せないのです、どうかお引き取りを!」


 はっきり言って、無茶苦茶なのはキャンバスの方である。

 なにせ隔離してある人間の所に無断で足を踏み入れて、その男に会うこと自体がそもそもの無茶。

 そこでどんな不快な思いをしたとしても、それは当人の自業自得である。

 キャンバスの護衛は忠義で怒っていたら、キャンバス本人は馬から降りて向き合っていた。


「恥を承知で言うが、私はパレットの婚約者だ」

「……え? まさか、お嬢様が此処へ頻繁に通っているからって、なにか勘違いしてるんじゃ?」


 冗談半分で、そんな風に笑う正蔵。

 もう周囲は止めるに止められない。


「ああ、そうだ。はっきり言って、私は君に嫉妬している。もしかしたら、君とパレットがただならぬ関係なのではないか、と疑っているほどだ」


 常識的に考えて、少々優秀という程度の魔法使いを相手に、ここまで『厚遇』をするなどあり得ない。

 如何に才能がある魔法使いといっても、常識もなく恥もなく、見るからに頭の悪そうな男を隔離して護衛を付ける。

 そんなことを、態々カプトの本家の者がするわけがない。

 それこそ、個人的な感情を疑うな、という方が無茶であろう。


「ち、違います! この男は、その……」

「ええ、とても危険なのです!」


 事実をありのまま語るとしても、信じてもらえないだけに上手く語ることができない。

 このまま行くと、どうなるのかなど目に見えて明らかである。

 明らかではないのは、誰が何人死ぬか、だ。


「とはいえ、下種の勘繰りであることもわかっている。君がただこの地に来たばかりで何も知らず、世間を教えるためにここに置いている、という可能性がないとも言い切れない。なによりも、『僕』の知っているパレットはそんなことをする女性ではない」


 キャンバスの頭は、冷静とは程遠かった。

 自分の行動がどれだけ無茶か理解しているし、疑うこと自体が彼女に失礼だと分かっている。

 しかし、それはそれとして腹が立つ。

 自分が心底惚れ込んでいる女が、甲斐甲斐しく世話をしている男に嫉妬する。


「だが、このまま帰ることはできん。一度君の顔を見た以上、行くところまで行かせてもらう!」

「え?」

「決闘だ!」

「何言ってるのこの人」


 この時の正蔵の素直な感想に対して、彼の護衛の誰もが全面的に同意していた。

 なぜそうなる。



「本当にショウゾウの所へキャンバスが?!」

「ええ、本当です。私とは行き違いになっていました」


 パレットと聖騎士隊長、そして魔術師は大慌てで馬車に乗り込み、彼らの下へ向かっていた。

 状況は一分一秒を争うと言っていい。


「なぜこんなことに……」

「若さ、ですなあ……」


 頭ではわかっている。パレットが個人として色に狂うことがあるとしても、それを聖騎士隊長が助けるなどあり得ない。

 つまりなにか複雑な事情があるのだろうと、そう察するのは普通だ。

 しかし、男というものは女がからむと馬鹿になるものだ。少なくとも、キャンバスはそうなのだろう。


「今頃決闘だと言っているやもしれませぬ」

「なぜ?!」

「男とはそういうものです。愛する者を想えばこそ……当の本人の意向を無視し、迷惑をかけるのです」

「馬鹿じゃないですか?!」


 確かにそうだが、それが男でもある。

 少しばかり優しくされたからといって、気があるのではないかと勘違いする。

 自分の惚れた女が、他の男と親しげに話しているといら立つ。

 それはそれで、限度はともかく男らしい考えかたなのだ。

 男の生き方とは、極論すれば馬鹿で、馬鹿とは迷惑をかけるものだ。


「私はただ、彼の事を案じていただけなのに……」

「それさえも邪推してしまうのです……それはそうと、門外漢故に今一納得ができなかったのだが」


 少しでも安心できる材料を求めて、聖騎士隊長は専属魔術師に訊ねていた。

 つまり、上手く物事が解決するのではないか、という期待である。


「指先から火柱を出すことが最小の魔法なのだとしたら、そこから先の微調整はできぬのか?」

「無理ですね。魔法の原則として不可能です」


 そう言って、苦々しい顔をしている専属魔術師は語り始めた。

 そう、魔術師にとっては特に意識することでもないことである。

 まさか、千倍を遥かに超える魔術師が現れるとは思っていなかったが。


「魔力の量とは、つまりインクとペン先です」

「どういうことだ?」

「魔力が大きいということは、インクの量が多く、ペンの先が太いという事です。そして魔法を使うということは、絵や文章を書くに等しい」

「ペンの先が太いと、細かい字や絵がかけないという事か?」


 抽象的なたとえだった。

 しかし、なんとか理解しようとする。

 もちろん、理解してもなんの救いにもならないのだが。


「火の玉、と紙に書くとします。ペンの先が異様に太く、絵筆ほどであれば、当然大きな紙に書かねば『火の玉』を出す魔法は使えません」

「その紙の大きさが、魔法の規模を表すと?」

「そうです。そして彼の場合、絵筆どころか、自分の体よりも大きい筆を持っているに等しい。彼が指先から火を出すということは、つまりはその巨大な毛先で肖像画用の紙をべたりと塗りつぶすに等しい。もしもまともに文章や絵をかこうものなら……彼本人よりも大きい、建造物ほどの紙が必要になるのです」


 つまり、彼が『まともな魔法』を使おうとすると、その破壊の規模は必然的に増大するのだ。


「彼が前に言っていたように、相手が魔法使いなら彼の指先からほとばしる魔法だけで、大抵の魔法をかき消せるでしょう。ですが相手が法術使いであるキャンバス様の場合、それをある程度防げてしまうのです」


 実際のところ、先日三人の前で初めて指から火を出した時も、聖騎士隊長の光の壁で彼の魔法を防ぐことはできていた。

 そう、ただ指先から火を出している分には、普通の法術でも防げるのである。

 しかし、なまじ防げてしまうからこそ、破ろうとしてしまうのだ。


「熱や雷の魔法を使った場合……その直線上の全てを貫くでしょう。ここにいる我らも無事では済みませんね」


 通常の上位属性は、有効範囲がとても狭い。

 射程が長いとしても、相手を一点でしか攻撃できないのだ。

 しかし、先ほどのペン先の話になるが、彼の場合その『点』の大きさも千倍を遥かに超えるのだ。

 方向や角度次第ではあるが、何がどうなってもおかしくない。


「彼が法術の壁を破らなければならない、と思えばそれが最悪の事態を招くことになるでしょう」


 もちろん、この場の三人も御者も、キャンバスが勝つとは欠片も思っていない。

 何故なら法術は癒しの業であり、守りの業だからだ。単純に言って、近づいて斬るしか攻撃手段がなく、近づくとしても装備をした上での徒歩なのである。

 つまり、剣が届く距離で戦うというキャンバスに超有利な戦闘でない限り、正蔵には魔法を使う機会が二度三度あるということだった。

 一度撃てば国を亡ぼすか、という男が二度三度魔法を使えるのである。


「隊長、馬を癒しながら走らせましょう。そうすれば……」

「それはもうしております、とにかく、彼らの戦いが始まる前に止めねば……」


 とにかくたどり着かねばならない。

 しかし、たどり着いたとしてどう止めるのだ。

 老雄は悩んでいた。はっきり言って、移動技を持たない法術使いでは、どうあがいても正蔵には勝てない。それをそのまま告げたとして、男の理由で戦うキャンバスを止められるだろうか?



「あのさ……護衛の人、俺ってそこまで馬鹿なことしちゃったの?」

「いいえ、そこまででは……」

「この場合、暴走しているのはキャンバス様かと」


 またなんかやっちゃったのかな、と思わないでもない正蔵だが、話の流れがつかめずにいた。

 例えば、自分が病気に倒れて一晩中二人っきりで看病してもらった、とかなら疑われることも理解できる。

 しかし、彼女は常に三人以上で行動している。自分にどんな思惑があったところで、不義をする暇などあるわけもない。

 なのにこの状況、意味が分からない。


「そうか~~俺またなんかやっちゃったのかと」

「それでその……決闘を受けるのですか?」

「できれば止めていただきたいのですが……」

「売られたケンカは買う!」


 護衛の二人は真剣に『こっちの馬鹿を切り捨てるべきではないだろうか』と検討を始めていた。

 実際、最悪の場合はそうしてもいいと許可をもらっている。他国からの男一人と、領地や国家全体の安全であれば、それは比較する必要もない。


「それにこういうシチュエーションも大好きだったんだ、燃えるぜ!」


 彼がどんな物語を好んでいたのかわからないが、多分この状況と完全に合致するものではないだろう。

 こんな状況と一致する物語など、読んでいて楽しいものではあるまい。


「結構だ、その男気に敬意を表そう! この戦いのきっかけが如何に陳腐で幼稚で、浅ましく愚かしいものだったとしても、この決闘そのものは神聖なる戦いであり一切の卑怯はない!」


 自分でも陳腐で幼稚で短気で馬鹿馬鹿しいと認識しているキャンバスは、それでも決闘を信仰にかけてしまった。

 この国の国教に属する者として、止めることが不可能なことになっていた。


「これより、我らの四方を光の壁で覆う! 加えて、相手の刃が届かぬ空へ飛行することも禁止とする! この戦いが決着するまで、外に出ることも中へ入ることも許されん!」

「よっしゃあ!」


 本来なら、外部からの横やりを防ぐため、或いは逃走を防ぐための方式である。

 少なくとも、四方を分厚い光の壁で閉ざされれば、熱や雷を扱える魔法使いでも逃走は容易ではない。

 

 十メートル四方ほどを、光の壁によって隔離している。

 草原の中ということもあって、ほぼ小細工は不可能だった。


「一応言っておくが、四方を囲んでいる四人の騎士は、私の直属の精鋭だ。そちらにどれだけの魔法の腕があったとしても、この光の壁を破ることは容易ではないぞ!」

「そうなのか……」


 馬鹿ではあるが、素直。その性質が明らかに悪い方に働いていた。

 正蔵の護衛達は、違うと大声で叫びたかった。

 たった一人の、一流の法術使いが作った壁一枚、この男が破れないわけがないのだ。


「じゃあこの中でどれだけ魔法を使っても大丈夫ってことだな!」

「その通りだ!」


 違う、そうじゃないの!

 全然大丈夫じゃないの!

 信じないで、彼の言うことを!

 彼が間違っているわけじゃないけど、お前は普通じゃないの!


「あいや、またれよ!」


 ハラハラしている護衛にとって、救いの一行が現れていた。

 幸か不幸か、或いは遅きに失したのか、二人が光の壁の内部に入った段階でパレット一行が到着したのである。


「キャンバス、何をしているのですか?!」


 パレットは悲鳴を上げそうになりながら、キャンバスを止めていた。

 はっきり言って、この国を焼き尽くす前段階だと気づいているように見えない。

 その時はこの場の全員死ぬが、その程度に収まらないのだ。


「すまない……僕は結局、君を信じ切ることができなかった」

「悪いのは私です、信じて欲しいのならちゃんと言うべきでした! 例え信じてもらえないと思っていても! だからとにかく決闘をやめてください!」


 というか、決闘は決闘でも、素手の戦いならまだいいのだ。

 その男に、魔法を使わせてはならないのだ。


「包み隠さず申し上げます、彼は尋常の域をはるかに超えた魔法使いなのです! 貴方やその護衛の方が法術で壁を作っても、看板をけ破るように打ち砕ける最強の魔法使いなのです!」


「いやあ、照れるなあ」


「……君にそう言われては、ますます引き下がれないな……僕を許してくれ」


 認識の齟齬が存在していた。

 『尋常の域を超える』とは正しい表現なのだが、キャンバスの中の尋常を越える魔法使いと、実際の正蔵の力には大きな開きがあった。

 おそらく、国家が滅ぶほどに大きな差が。


「君の言葉が間違っていると、そう証明するために戦う僕を!」

「よくわからないが、わかったぜ!」

「ショウゾウ、貴方も止めてください! わかっているはずです、貴方の魔法は……」

「安心しな! お嬢様の婚約者は、ケガをさせずに倒すからよ!」


 傷だらけの顔で自信たっぷりにサムズアップする正蔵。

 何も不安に思うことはない、と笑う彼を見て、彼のでたらめさと浅はかさを知る面々は恐怖しか感じられなかった。


「任せな! 必勝法を思いついたんだ!」

「何一つ安心できません!」

「大丈夫大丈夫! 俺に任せとけって!」

「貴方に何を任せろというのですか?!」


 光の壁越しで会話するも、光の壁よりもさらに分厚い認識の壁が二人を隔てていた。

 そして、それはキャンバスとその護衛達との間にも存在していた。


「パレットお嬢様、申し訳ありませんが既にこの戦いは神に預けられております」

「その通りです、我らは天地が砕けようともこの壁を解くつもりはありません」

「如何に強大な魔法使いであったとしても、閉ざして見せましょう!」

「聖騎士隊長、上官である貴方の命令であっても、聞くつもりはありません!」


 パレットの語る真実は、彼らの矜持も傷つけていた。

 強力な魔法使いなにするものぞ、と渾身の力を法術の壁に込めていたのである。

 もちろん、何の意味もない。

 

「ですから、そういう問題ではないのです!」

「キャンバス様、これはあまりにも不当! 神の名を借りた私闘ですぞ!」

「おい、ショウゾウ! とにかくやめろ! 何もするな!」


「もはや、問答無用……邪魔が入る前に、決着を付けようぞ!」

「よし来た! さあ勝負だ!」


 当人たちが意識しない間に、この国の存亡に直結する戦いが始まろうとしていた。

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