お風呂でピンチ!でもいいよね?
パメラさんが…。
「ぱめらしゃん、これ、なーに?」
「はい、それはモルチを焼いた物になります。
モルチは、花の状態では宝野菜なのですが、実は春野菜という一風変わった、お野菜ですね。」
「へぇ~。」
ボクは、モルチと呼ばれた卵程の大きさの、見た目、銀杏みたいなやつを口に放り込む。
やばい、でかすぎた…、3分の2程出す。
焼いてあるためか香ばしく、食感はモチモチしていて、ジャガイモ?みたいな味がする。
“モグモグ…ング”
それを飲み込んでから、次の料理にフォークを突き刺す。
「じゃー、これは?」
「それは-----
今ボクは、夕食を食べながらパメラさんに、さまざまな質問をしている(行儀が悪いがね!)最中だ。
何故かと言うと、理由は簡単!この柔らかい脳というか、3歳児のポテンシャルをフルに生かすためなのだよ!
…正直ボクは、自分を含め児童と言う者を、なめていたのだ。
どうせ子供だから、新しく知った知識は、直ぐに忘れるだろうと……。
技術や技能と言ったものは、年相応にしか持てる訳がないと……。
そのポテンシャルは真っ白だから、何をするにも時間が、かかるだろうと………。
だからこそ、書斎に忍び込み、まだ幼い段階から、この世界の情報や状況(厨二病かも知れないが、1番知りたいのは魔法の有る無しだ!反論はきかんよ?)などを知りたかったのだ。
だけれど、それは先程までの話。
パメラさんに本を読んでもらっている途中は、それに夢中で気付かなかったが、その後、暫く考えてみた所、ボクは子供の物事に対する、吸収力の異常な高さに驚き、今までの考えを改めさせられる事となったのだ。
まだ、知識をまとめる技術が拙いだけで、吸収できる情報は膨大だという事を。
なんの技術や技能を持って無いという事は、どんな技術や技能も持てる可能性があるという事を。
ポテンシャルが真っ白なのは、今から、それを描くためなのだと。
………そういう風にね。
そう言えば、誰かが『子供達は、子供というだけで皆天才なのだ、それらを知らない大人達が、子供達の才能を、この程度だと決め付けているだけなのである』といっていたが、今、正にその通りだなと思い知っている状況って訳だ。
だからボクは、今までスルーしてきた疑問を、解消しているのだ!
「レイお嬢様。」
「なーに?」
ん?さすがに質問し過ぎたかな?
無いとは思うが、うるさいって言われたらどうしよう?
「そろそろ御入浴の準備に、取りかかろうかと思いますので、少々席を外しても、よろしいでしょうか?」
「あ、うん。」
お風呂の事か、ほっとしたよ。
だけど、もうそんな時間になるのか。
「それでは、何か有りましたらお呼び下さい、す・ぐ・に!駆けつけますので。」
「…うん。」
そう言って、パメラさんは部屋を出て行った。
ちなみに、ボクは元々、結構な風呂好きだったので、この世界にも入浴の習慣があったのは喜ばしい、………のだけど、この世界のお風呂には難点が1つある。
それは、お風呂に変わった入浴剤を入れるらしく、若干肌がピリピリする事なのだ…。
まぁ、それでも小1時間は浸かっているのだがね!
ん?おっと、いかん、いかんのだよ明智君(誰?)、さっさとお風呂に入らなければ、本〈書斎から持って来た方〉を読む時間が無くなるのだよ!フヒヒ!
「いそいで、たべなきゃ。」
ボクは、残りの夕食を急いで口に運んだのだった。
…
……
…………
「レイお嬢様、お風呂の準備が整いました。」
「わかったー。」
ボクが、夕食を食べ終えるのを見計らったかのように、部屋に入って来るパメラさん。
…どっかから見ていたのだろうか?
ボクの、そんな疑問は何処吹く風かと言わんばかりに、パメラさんはボクを、お姫様抱っこしようとしている。
けれどボクとしては、その素敵なお胸にお近づきになってしまうと、ドキがむねむねして落ち着けないので、是非とも避けたい。
「ぱめらしゃん。」
「!、足が痛みますか?」
「あしは、だいじょーぶ。」
「それでは、どうなさいました?」ほっ
「ボク、おんぶが、いーな。」
「駄目です。」キリッ
えぇ!?即答で断られた!な~ぜ~。
「なんでー?」
「私の背中には、羽が生えていますでしょう?」
「うん。」?
「だからで御座います。」キリッ
「…」
「…」
「でも、ボk-」
「駄目です。」
「でm-」
「駄目です。」
「…」
「…」キリリッ
「…すきにして。」
「解りました!」
取り付く暇がないや…。
ボクはパメラさんに、お姫様抱っこされて脱衣場に無事?到着した。
途中でパメラさんが鼻息を、ふんふんと鳴らしていたけど、疲れているのかな?
「ぱめらしゃん、つかれてりゅ?」
「いえ?むしろ元気で御座いますよ。」ふんふん
…なら大丈夫かな?
じゃあ、さっさとお風呂に入ってしまうか。
「ぱめらしゃん、およーふく、ぬぐの、てつだってー。」
「はい、レイお嬢様じっとしてて下さいね。」
「うん。」
このように、ボクはお風呂に入る時、脱衣から着衣までの間、終始パメラさんに手伝ってもらわなければ、まともに入れないのだ。
とは言え、若干馴れたと思うが、身体を洗ってもらうのは、まだ少し恥ずかしい…。
まぁパメラさんは服を着たままだから、かなりマシなんだけどね。
そう思いパメラさんの方を見ると。
「ぱ、ぱめらしゃん?」
「はい、何で御座いましょう?」
「なんで、およーふく、ぬいでるの!?」
「入浴のさいに服を脱ぐのは、普通の事かと思われますが?」
ボクの脱衣を手伝い終えて、自分の服を途中まで脱いでいるパメラさん。
なんかエロスがヤバス。
ていうかパメラさん、服で押さえつけているのかは知らないが、着痩せするタイプなのかな?かな、かな!?
フヒヒヒヒヒ!
…って、またかーーーーー!!!!!!
相変わらず異世界トリップじゃなく、ボクの思考回路がトリップしそうだし!
いや、もうしてるし!!!!
ボクは可愛い幼女だ!
ボクは可愛い幼女だ!!
ボクは可愛い幼女だ!!!
………ふぅ、なんとか元に戻れたZE!
しかし自分で可愛い幼女って言うのは、なんか痛い奴みたいだな…。
まあいい本当の問題は、そんな事じゃないんですよ。
「いつもは、およーふく、きたままなのに!?」
「!、その事でしたら、きちんとした理由が有ります。」
「なーに!?」
「レイお嬢様は、いつもは必ず湯船に、お浸かりになられますよね?」
「う、うん。」
「ですが今は足に怪我をなさっています、その状態で湯船にお浸かりになられたさいには、大きな危険が伴われるのではないかと、私は判断いたしました。」
「ぱめらしゃん、きにししゅぎじゃn-」
「私は、大きな危険が伴われるかと、判断いたしました。」キリッ
「…うん。」
「ですので、レイお嬢様のお身体の方を考えますと、
湯船にお浸りになる事は避けて、お身体を洗うだけに留めた方が良いのでは?
と考えましたが…。
そのような事を行った場合。
レイお嬢様のお心の方に、ご不満が蓄積されるのではないか?
とも考えた所、1つの解決策が浮かびました。
それは-」ふん
「しょれは?」?
「レイお嬢様が、湯船にお浸かりになられる時に私が御一緒すればいい、という事です。
そうすればレイお嬢様の身に何か起きても、すぐに対処が出来ます!」ふんふん
「でもボクは、ひとりでも、だいじょーb、うぴゃっ。」
ボクは、パメラさんに背中を向けていたため、急にお姫様抱っこされた事に対応する事が出来きずに、瞑っていた目を見開いた。
するとそこには、服を脱ぎ終えたパメラさんの顔が有り、当然のごとくパメラさんの顔と、ボクの顔の間には、まぁ…何て言うか。
パメラさんのプレーン状態な素敵なお胸が有ったのです。
「…(…)」…。
「では、入りましょうか。」ふんふん!
そう言って何故か又鼻息を、ふんふんとしだしたパメラさんはボクをギュッと抱きしめ、浴室に向かって歩き出した。
のは良いが…。
ギュッと抱きしめられているせいで、ボクの頬がパメラさんのプレーンおっぱいにムニュムニュと当たるるるる!
さらに歩く衝撃で、それはもう何て言いようの無いモニュンモニュンとした感触がボクの理性を削るるるりららるれろりろりらろろろろ!!?!?!!ー
いかん!いかんのだよ明智君(だから誰?)ボクの意識がいかんのだよ!
いや、手遅れか?
いや!まだだ!
ボクは可愛い女の子。
ボクは可愛い女の子。
ボクは可愛い女の子。
「ボクは、かわいい、おんなのこ、ボクは、かわいい、おんなのこ、ボクは、かわいい、おんなのこ…。」ブツブツ…
「レイお嬢様?」
「ボクは……、フヒャ!?」!?
ハッと気付くと、ボクはパメラさんに体を洗ってもらっていた。
どうやら、ボクの今現在最大の弱点である脇腹を撫でられた、おかげで気づけたようだね。
「おなかは、じぶんで、ありゃうから。」
「…そうで御座いますか。」
ここは、いつも通りに体を洗ってもらい〈一部除く〉、髪の毛の泡と一緒に、体に付いている泡を洗い流してもらう。
色々あって気付けなかったが、髪の毛は、すでに洗ってくれていたようだよ!
「レイお嬢様、終わりましたよ。」
「ありがとー、ぱ、ぱめらしゃん。」
「それでは、少々お待ちになって下さいね。」
「うん。」
どうやらパメラさんも体を洗っているみたいらしく、ワシャワシャと音が聞こえる。
うん、やばいなー。
ボクの中の野生が、「今のお前は、幼女なんだから見たって構わないだろ?ほら、舐め回すように見れば良い、フヒヒ。」と、言っているが。
逆にボクの中の紳士が、「駄目ですよ?例え幼女でも、それはパメラさんに対して失礼?に値しますよ?(疑問符を付けている事には、触れないでね!)」と、言ってくる。
うおぉ、これが二律背反の法則もとい、心の葛藤と言う物なのか…、恐ろしいだろ~?
…うん、いらん事言ったね、スルーしてね。
ボクが、そんな事を考えている間にパメラさんは体を洗い終えたらしく、又ボクをお姫様抱っこしてくる。
だからそれは止めておくれよ、パメラさん…、ボクはもう崖っぷちですよよよよ…。
「ところでレイお嬢様。」
「よよよよ…。」ブツブツ…
「レイお嬢様?」
「よ?」
「?、先ほど、レイお嬢様のお身体を洗い流したさいの、お湯加減は如何で御座いましたか?」
お湯加減?
あー、いつもよりピリピリしたような、しなかったような?
正直それどころではなかったからね、今もだけどね、フヒヒ。
「うーん、イツモヨリ、ぴりぴり、シタヨ。」
「?、そうで御座いますか。」
パメラさんは、そう言いながら、別の入浴剤だと思われる粉を湯船に入れている。
そして再度お湯加減を確認してみると、丁度良いピリピリ加減?だったので、それをパメラさんに伝えると、パメラさんはボクを抱っこしたまま湯船に浸かっていく。
ていうか、最初から入浴剤自体を入れなきゃいいのでは?
…
……
……
「~~~♪」
「………。」
お湯に浸かって暫くすると、上機嫌なのか鼻歌をやり始めたパメラさんと、心の中で素数を数えるボク。
お湯に浸かれば、さすがにお姫様抱っこは、ないだろうから、少しはマシになるだろうと考えたボクがあまかったなり。
今のボクは、パメラさんに後ろから抱き締められている状態〈怪我した方の足は、パメラさんがお湯に触れないようにしてくれている〉で、ボクの背が低い事もあり、耳ぐらいの高さにモニョリと心地よいパメラさんのス・テ・キ・な、おっぱいがモニュンモニュンとヤバすぎて全米が泣きそう。
「しんとーめっきゃく、しんとーめっきゃく、しんとーめっきゃく、しんとーめっきゃく、しんとーめっきゃ…」ブツブツブツブツブツブツ…
心頭滅却!心頭滅却!心頭滅却!心頭滅却!心頭めっきゃく!しんとーめっきゃく!しんとーめっきゃくふふ?しんとーめっきゃくふふフヒヒ、フヒヒヒヒ!ヒヒヒ!ヒャッハー?
あれ?なんでか目の前が暗く?暗く、くらく、クラクラくるよ?くふふふふひひひ…。
そのまま段々と、ボクの視界は暗くなっていったのだった まる
ヤバすぎて全米がモニュンモニュン。




