かたつむり
かたつむり、時計を持ったかたつむり
君はどこまで行くつもり?
かたつむり、重い荷物背負ったかたつむり
その丸いモノの中に、きっと世界が詰まってる
僕は止まらない。君が止まらないから、止まらない。
止まらないというより止まれないという方が近いや。
君が世界を作るんだ、かたつむり
そんなしかめっつらをするなよ、かたつむり
僕ら人間なんかよりもっともっと相応しいのは君だけなんだよ、かたつむり
コケを食べて、落ち葉を食べて、もっとデカくなるんだよ、かたつむり
僕らのために今日も進むはかたつむり
二つの目の中に、今日も何かを映し出し進むんだ
かたつむり、僕の大好きなかたつむり
僕が目をつむらない限り、世界を作ってよ、かたつむり




