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かたつむり

かたつむり、時計を持ったかたつむり


君はどこまで行くつもり?


かたつむり、重い荷物背負ったかたつむり


その丸いモノの中に、きっと世界が詰まってる


僕は止まらない。君が止まらないから、止まらない。


止まらないというより止まれないという方が近いや。


君が世界を作るんだ、かたつむり


そんなしかめっつらをするなよ、かたつむり


僕ら人間なんかよりもっともっと相応しいのは君だけなんだよ、かたつむり


コケを食べて、落ち葉を食べて、もっとデカくなるんだよ、かたつむり


僕らのために今日も進むはかたつむり


二つの目の中に、今日も何かを映し出し進むんだ


かたつむり、僕の大好きなかたつむり




僕が目をつむらない限り、世界を作ってよ、かたつむり


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― 新着の感想 ―
 自己の投影かな?  のろまの代名詞たる蝸牛ですが、彼らにも彼らの生きる世界がある。  自身の内に秘めたる可能性は自身のみぞ知るってところでしょうか。  がんばれ蝸牛。
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