キャラクター設定 サイガ抹殺指令 冒険者襲来編まで
○リシャク
シラによって地獄から召喚された、少女のような見た目の地獄の将。通称『蠱毒の主』。シラの死後、サイガたちについてきた。
体内に無数の毒生物を飼っており、戦闘においては巨大な昆虫や毒生物を吐き出す。
○ミコ・ミコ
ルゼリオ王国王女シフォン・マ・ルゼリオに仕える六人の魔法戦士『六姫聖』の一人。猫科の獣人族の王によって十歳まで育てられたため、習慣や行動は猫そのもの。そのため、行動は自由気ままで気分屋。
身体能力が人間のそれをはるかに凌駕しており、素質はサイガよりも高い。その生い立ちと気性から『超獣』と呼ばれている。
○シャノン・ブルー
ルゼリオ王国王女シフォン・マ・ルゼリオに仕える六人の魔法戦士『六姫聖』の一人。回復と補助魔法を極め、いかな高等魔法であろうと扱いを失敗することは無い。圧倒的な魔法の習得量と組み合わせにより、回復と補助魔法を転じて攻撃に利用することすら可能。
性格は穏やかだが、秩序を乱すことを極端に嫌い、それを乱す者へは静かに怒りを向ける。二つ名は『黒聖母』。
○アールケーワイルド
ルゼリオ王国国王テンペリオス・ボド・ルゼリオに仕える近衛部隊『四凶』の一人。『人情一路』の二つ名で呼ばれ、その名の通り情に厚い性格。
絶大な破壊力のマグナムリボルバーを持ち、射撃を得意とする。頑丈な体格で、異常に打たれ強い。
○シズクヴィオレッタ
ルゼリオ王国国王テンペリオス・ボド・ルゼリオに仕える近衛部隊『四凶』の一人。クセのある口調で、独特の雰囲気をかもし出す、艶のある女性。
一振りの日本刀を使う『静海一刀流剣術』による、華麗な刀技を習得している。藤色を好む。
○テンペリオス・ボド・ルゼリオ
ルゼリオ王国の現国王。
かつては『人徳の王』と呼ばれるほどに儀の心厚く、民にも臣下にも慕われていたが、約二十年前に王国に現れた異界人の特殊能力や技術に心奪われ、乱れる。
現在は意識もままならず、正気と異常の狭間で常に不安定な状態となっている。
○ドクターウィル
技術研究開発局長。異界人で、この世界に科学技術を持ち込んだ張本人。その知識をかわれ、王国内での研究費の自由と引き換えに局長のを務めている。
○ハンニバル・ダムド
軍事統括局長。ルゼリオ王国出身。先代の王の頃から王家に仕える老将で、軍事に関わる全ての権限を握る。性格は豪快で短絡的だが、その自覚があるため、選択を誤らぬために補佐の人員を厚くしている。戦闘力は高い。
○オーリン・ハーク
異界人管理局長。ルゼリオ国出身。ハンニバルの同期。
能力は平凡な男だったが、異界人との出会いで人身掌握の才能が目覚め急速にその立場を強め、異界人管理局長となった。
局自体は国民に知らされぬ暗部であり、そのため一部の人間にしか知られない人物。
○ゲイル
冒険者集団『黒狼軍』を率いる四十代の中級冒険者。
悪辣な性格で、目的達成のためには手段を選ばないため、上級へ昇級ができない。女を好み、一日に数度も奴隷を抱く。
○レグオン
冒険者集団『黒狼軍』副官。ゲイルと同じく四十代の中級冒険者。ゲイルとの昔馴染みで長い間行動を共にしているため、同じく中級冒険者どまり。
○ティル
冒険者集団『黒狼軍』の雑兵。冒険者の立身出世を夢見る田舎から出てきたばかりの青年で、少年の頃に謎の洞窟で見つけた意思を持つ剣『バルバロッサ』を持つ。
バルバロッサに子供の頃より指導を受けているため、剣術は同年代よりは頭一つ抜けている。