二話
ダンジョンの中は明るい。
さっきまで夜だったのが嘘みたいだ。
そして不思議と不気味さを感じさせる。
その不気味さはなぜか私を少し元気づけている。
ような気がする。
階段を下りきるととても広い空間が広がっていた。
そこに人はいない。きっと夜だからだ。
代わりにたくさんの魔物がいる。
全部スライムだ。スライムしかいない。
近くにいる一匹を三回ほど斬るとスライムは倒すことができた。
なんだ簡単じゃないか。
そのまま近くにいるスライムを倒していく。
そしてスライムを10体ほど倒したと同時にレベルが上がった。
リバー(9)
大魔道
レベル 2/120
ステータス 20p
HP 250/250
AP 386/386
力 132
敏捷 150
器用 150
装甲 138
魔力 180
スキル
ファイア
リバーには強くなったことが実感できた。
そこからリバーは無我夢中でスライムを狩り始めた。
反撃もしてこないスライムをただ一方的に倒すだけ。
それはとても簡単だった。
スライムをひたすら叩いて、斬って、燃やした。
それを続けてレベル4になった時、周りは完全に知らない場所で目の前には下に降りる階段があった。