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第七話:「対談」

更新スピードが低下しました。あまり速すぎるとスピード違反で警察に捕まってしまいますから………冗談です。神様、怠惰な僕に何かくださいっ!

第七話:

「対談」

 白く、まばゆい光が俺の意識を掬い上げる。

「ん?」

 気がつけばそこは洋風の客間で、俺はベッドで眠っていた。

「?」

 昨日、何があったか一生懸命思い出す努力をしてみることにする。

 まず、美女に会って、お酒を飲みに行こうと誘われて……違うな、昨日の夜は不法侵入をして、龍と戦って死んで、相手を倒してそのままその場で眠った。

 これが、事実。

「あ、目を覚ましましたか」

 そこには少し年老いおばさんがたっており、どうやらこの家の家政婦、メイドのようであった。いや、おばあさんがメイド服を着ているわけじゃないぞ。

「だんな様、お客人が目を覚ましましたよ」

「そうか、今行く」

 そんな声が廊下から聞こえてきて一人の男性が入ってきた。

「今しばらくお待ちください、すぐに紅茶を持ってまいりますので」

 そういっておばあさんは退室し、おっさんがのこる。

「まず、君の名前と住所、電話番号を聞こうか?なぜ、この家に不法侵入したか聞きたいからね」

「……」

 やっぱりか、そう来るとは思っていたがまるで万引きした悪者みたいなあつかいだな、おい……まぁ、実際犯罪者名わけだが。

 窓ははめ殺しでドアの前におっさんが立っているので俺は逃げられない観念し、首をすくめる。

「黒河輝。ほかは黙秘。警察にでもなんでも突き出してください」

「輝君か……そうか、君はなぜ、この家に侵入したんだ?」

 嘘をついてみようかと思った。金品が目当てでした……よし、これがいい。よもや、白い少女がいて、それを確認しに来ましたは狂っていると思われかねない。

「金品目当てです」

「それならなぜ、一階の外からでも見える純金の時計に手を伸ばさなかったんだ?」

「え?そんなのありました?」

「ほら、すぐそこに」

 はめ殺しのまどのところに時計はおかれていて静かに時を動かしていた。

「…」

「違うね、君は別の理由でこの家に侵入した」

「……ええ、まぁ、そうですけど」

「ずばり、それは白い服を着た少女だね?」

「知っているんですか?」

 俺は首をかしげる。

「知っているも何も、あの子は私たちの娘だ……生まれてきた時点であのような身体でね、それのせいで外にも出せず、医者には高額の金を渡して黙らせている……彼女から見たら監禁されていると思っていいぐらい、この十六年間あの部屋から一歩も出したことはなかったんだが……思念というのかな?それのせいで私の家はお化け屋敷扱いされてしまったよ」

 そういって笑っているおっさん。俺は何も答えずに窓の外を眺めていた。

「だが、彼女にどうやら騎士がきたようで……見事、お姫様を助けてくれた。彼女は今、生まれてはじめて母親と一緒に朝食を食べている。もうすぐ、ここに来るから待っていてほしい」

「あの、悪いんですけど俺、帰らせてもらいます」

 ベッドから立ち上がって扉を開けようとするが、それをおっさんは制した。

「それはできない。君はあの子の恩人だ。恩人をもてなすのは人としての義務だよ」

「それなら、不法侵入のことでちゃらです。どうですか?」

 そういって少し考えはじめたところを狙って俺は扉を開けて急いで逃げ出す。

「おや、どちらへ?」

「トイレへ」

 途中会ったおばあさんにそういって俺は広い廊下を駆ける。途中からおっさんが走って追いかけてくるのを感じたが、あの程度では俺にかてるはずもない。

「久遠、それじゃあ行きましょうか?」

「はい、お母様」

 そんな声が聞こえてきて、俺は一瞬、立ち止まろうとしたのだが……やめた。急いで近くの窓を開けて逃げ出すことにする。

「狂ってないみたいだな」

 ぼそっとそうつぶやいてみると、後ろから声が聞こえてきた。

「お待ちになって」

「いや、待てない」

「なぜ、逃げなさるの?」

「そこに道があるからさ」

 適当なことを言って庭に降り立つ。

「あなたの名前は?」

「黒河輝」

 一目散に逃げ出して、俺はさっさと高級住宅街を脱出する。

「あ、輝〜!」

 と、なぜか知らんがトイレットペーパーを握り締めながら追いかけてくる漆を見つける。

「うわ、なんだそれ?」

「だって、輝が助けを私に求めてたよね?」

「いや、求めてないよ」

「うそ!?脱糞しそうだってテレパシーおくらなかった?」

「いや、送ってないから」

「なんだ……そうなんだ……」

 根暗ゾーンが形成されようとしている中、俺はあわてて漆に告げる。

「漆、昨日の夜から今日にかけて、龍にあったぞ」

「え?ほんと?」

「ああ、今度、いつかお前に紹介できたら紹介するから」

「へぇ、楽しみだなぁ」

 あの子に友達ができなかったら漆を連れて行こう、そう俺は思った。

――――――――

「あれ?黒河……その子は誰だい?」

 後日、てっきり警察に捕まったと思った佐原が遊びに来た。漆をみて首をかしげる。

「黒河漆。俺の親戚だ」

「そうなんだぁ、よろしく」

 手を指し伸ばす佐原。

「ばっちい!触らないで!」

「く、黒河?」

「え、えっとだな……彼女、潔癖症なんだ。握手禁止だな」

「そ、そうなんだ……よろしく」

「よろしく」

 まぁ、あれだな。漆に友達が増えたようでよかったよかった。


はい、まだ第三回目ですが恒例となりました後書きクイズ!前回の答えはなんと香川県!まぁ、香川県全土でそういった話はされていないそうですけどね………というか、この後書きまで見てくれている人………は、一応いますね。ありがとうございます。ちなみに、今回の問題はあんまり他からとってきたら問題あるんで自分の書いた小説から出させてもらいます……作者がこのサイトに始めて小説を投稿したのは何月何日でしょう?ええと、評価、感想、メッセージに応援の言葉(がんばって!とかじゃなくてネタを提供して怠惰な作者を応援もとい、援助するメッセージ)をお待ちしております。高いところ(画面から50センチ上)からですが、これからもよろしくお願いします。

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