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第十一話:「タイトルが長かったので今回もまた入りませんでした」

雨月「今回のお客様は天道時時雨さんです」時雨「こんにちわ」雨月「時雨さん、新作の主演が決まったとか?(嘘)」時雨「いやぁ、それほどでも………」雨月「次回作、どのような意気込みですか?」時雨「皆に後ろ指を指されるようにがんばりたいと思っています!皆さん!応援よろしくお願いします!」雨月「では、今後この前書きでは次回作についての出来具合を発表して行きたいと思っています(嘘)」

第十一話:

「一度でいいから降り注ぐ大金に心を躍らせて虫取り網で思い切り取ってみたい、賛同してくれた人、是非とも俺に連絡を!」


 布団に入ったところで、ベッドに寝転がる漆が俺に言ってきた。

「輝、絶対甘やかしすぎ」

「はぁ?誰を?」

「あの千佳って子!調子に乗ってるんだよ!あんな妹、躾しとかないと!」

 この恨みはらさでおくべきか……そんな面をしている漆。どろどろとした黒い何かがあふれ出ているようにも見えなくもない。

「まだ、甘えたい年頃なんですよ……漆さん」

 それとは対照的に何かいいことがあったのか白いオーラが出てきていて漆のそれとぶつかり合って中和。

「そう?あの千佳って娘はぁ!独占欲がある!輝のことを自分の物だって目、してたもん!そんなの、許されないよ!」

 ふんと鼻息荒くそんなことを言う。

「でも、由佳さんはとてもいい子でしたよ。ついつい、兄に頼ってしまうのだといってましたから」

「へぇ、由佳がそんなことを……」

 そんなことをまさか久遠に言うなんておもっても見なかった……初対面なのにな。けど、久遠にはぽろっといっちゃいそうな気がするな。だって、久遠の話し方とかなんだか人の心に入り込みそうな感じだし……。

「そう?けどあの千佳って子はわがままだ……よ……ふぁああ………」

 鼻息があらかったが………それだけ言って黙り込む。どうやらおねむのようだな。

 眠ってしまったその横顔を眺めながら、ふと思う。

「漆もおもったよりわがままっぽいけどなぁ……ま、その点、久遠は大丈夫みたいだけど」

「ふふ、どうでしょう?意外とわがままかもしれませんよ?」

 不敵に笑う久遠だったが大丈夫、俺はお前がわがままっこじゃないって知ってるさ。お前がわがままってならあんな真っ白な部屋から出てお外で大暴れしていただろうし。

―――――――

「ん〜っ…」

 夜中、目を覚ました。寝苦しいのだ……。

 また漆が上に乗っているのかと思ったのだが……

「ぐ、ぐがぁっ」

 そんないびき?いや、寝言か?それとも、腹の音?………まぁ、とりあえず奇妙な音を出しながらベッドの上で眠っているし、久遠もその隣で静かに眠っていた。

実際、胸をまさぐってみたが二人のそれとは比較にならないほど小さい、ていうか、ない?男か?と、それなら誰だと考えてみたが泥棒以外のなんでもないな……と、そこで気がついた。いや、よく考えてみたら男が俺のからだの上に乗ってるって想像もしたくないぞ。顔だってまっくらで見えないし…………?


 電気が消えているのだ。


 漆が怖がるという理由で電気を消していないのだが、珍しく消えていた。消した覚えはないし、事情を知っている久遠が消したわけでもないだろう。

 上に乗っかっているやつを起こさないようにして立ち上がり、電気をつける。

「ん?んっ……」

「って、由佳か……」

 まぶしそうに目をこすりながら由佳がこちらを見ていた。ああ、そういえば由佳って胸ないからな……ぺたんこだ、かわいそうにな………そういや、こいつにラブレターを出してきたやつってぺたん娘が大好きだっていってたなぁ………

 ふと、時計をみる…………時刻は深夜二時半。

「ったく、驚かしやがって……上に乗るなよ、重いから」

「……んぅ」

 それだけ言ってその場でまた眠る。どうやら、寝ぼけているだけのようだな。まったく、人騒がせな……それだけ心の中で呟いてすぐに俺は電気をひとつだけにしてから由佳の隣に寝転がったのだった。

―――――――

「ちょっと!お兄ちゃん!」

 叫び声が聞こえ、あわてて身を起こす。って、誰かが部屋に入った時点で目を覚まさないといけねぇよな、俺。こんなんじゃ寝首をかかれてやられちまうよ!

「何だ?どうした?泥棒か!?よし、俺にまかせろ!」

 寝ている間に誰かが室内に入ってきてしまうという失態をやっちまったがすでに身体は臨戦態勢。自慢じゃないがナイフを持っているとしてもそんじゃそこらの大人より俺は強いぞ。

「ちぐぁうわよ!何で由佳がいるのよ!?」

 ちぐぁうわよ……だってさ……なんだか、元気だな〜朝っぱらから。

「ああ?そりゃぁ、ここは千佳の家であり、俺の家でもあり、そして由佳の家でもあるだろ?由佳がいるのは当然だろ?」

 隣の家に千佳が寝ていたらそれこそ驚くだろうに。

「そんなことじゃないわよ!なんでおにいちゃんの部屋で、しかもおにいちゃんの隣で由佳が寝てるのよ!?昨日はあたしの隣のベッドで寝たっておもったのに!」

「はぁ?俺が知るかよ……由佳に聞けよ」

「本当に?」

 おにいちゃんが連れてったんじゃないんでしょうね?と、その目はあからさまに怪しんでいた。

「俺が由佳を連れて行ってどうするんだよ?」

「…………まぁ、嘘は言ってないようだけど………ちょっと、由佳」

 ゆっさゆっさとシャツだけの由佳をゆすって起こす。朝に起こされると、寝起きがいまいちな由佳はものすごく怖い視線を姉に向けて送っていた。ああ、久しぶりに起きた顔をみたなぁ………怖い。

「……ソレイジョウユスッタラツルスワヨ?」

「え?」

 今なんだかとても怖い声が聞こえたような……千佳も目を白黒させてるし。

「……何、千佳?」

 よかった、空耳だ。

「何でおにいちゃんの隣にいるのよ?」

「……ん〜?」

 シャツは、気がついたら俺のを着ていてしかも、近くに自分のパジャマ、パンツが落ちているのに気がつく由佳。

「……間違えた」

「そうだなぁ、うん、今のお前、いろいろと間違えてるって俺思う」

「は?はぁ?間違えた?」

「……うん」

 そういって立ち上がる。

「おい、こら由佳……パンツははけよ、かぜひくぞ」

「うん」

 拾ってその場ではき始める。

「ちょっと、お兄ちゃんは見ないで!エッチ!」

 千佳が顔を真っ赤にして俺を睨みつける。そして、俺は首をかしげた。

「エッチ?何で?」


ぱしんっ!


「このエロ兄貴!」

「…………ぱんつ〜」

 そういって由佳を引きずって俺の部屋を出て行く千佳。

「やれやれ、まったくわがままなんだからなぁ……なぁにが、エロ兄貴だ!」

 当然のように俺は憤慨する。妹の裸をみて何か想像するわけないだろ?

「……んっ?どうしたの輝?」

「なんでもない」

 まったく、そういうのは………ほら、もう、つっこんでくれっていわんばかりのだぼだぼTシャツで肩が露出していてもう生足も拝みまくりの漆とかそんな漆の足を抱きしめている久遠の………その、寝起きの姿を見たときに言われるせりふだっつぅの!

―――――――

 朝食をいつものように作っていると着替えた千佳が一番先に現れる。目つきが鋭いのは親父似なのだろうか…………

「スケベ」

「はぁ?」

「べっつにぃ」

 千佳は俺を見てそんなことを言っていた。

「あのなぁ?妹の全裸見て喜ぶ男がどこにいるんだ?」

「ここに」

「…………お前、男じゃないだろ?もしかして……だが、禁断の姉妹愛………か?」

 ちょ、ちょっとそれはどうかと思うんだが………

「違うわよっ!!あたしじゃなくて、お兄ちゃんのこと!」

 ぎゃーぎゃー騒いで朝から元気なこって……叫び声がお隣の奥さんとかにきこえなけりゃいいんだけどなぁ、まったく。

「……おはよう、輝」

「ああ、おはよう漆」

「なっ……」

 さっきと変わらずTシャツ一枚の格好……おいおい、下はどうしたんだよ……。

 目のやり場に困ってしまうが、なんだかそんな漆に敬礼をしたくなった。ああ、まぁ、だぶだぶのTシャツだから下は見えてないぞ。おっと、敬礼するのを忘れないようにしないとな。

「スケベ」

「そうそう、そういったときに使う言葉だろ?おかしいぞ、千佳」

 きちんと千佳がそんなことを言ってくれたのでよかったよかった。食いつくように見ていたのを漆にばれずに俺は再び料理に戻ったのだった。

「おはようございます、輝さん、千佳ちゃん」

「ああ、おはよう」

「……」

「ほら、千佳、挨拶」

「……おはよう」

 ぶすっとした様子でそういう千佳。

 うんうん、ちゃんとパジャマ(ふりふりの服)を着ているがこれもまた、見事なもので敬礼をしたくなるな。

「スケベ」

「そうそう、突込みがうまくなってきてるぞ、千佳。お前の未来は明るい」

「お兄ちゃんはあたしの未来の何を知ってるのよ?」

 さぁ?

「……おはよう、兄さん、久遠さん、姉さん……膝さん」

「私は漆よ」

 ナイスボケ、ありがとう由佳。

「スケベ」

「何が?」

「どうみてもおかしいじゃない!」

「?」

「ほら、何で由佳が兄さんのTシャツを着てて肩が露出しているとか……ぶ、ブラの紐とか見えてるし」

「ああ、本当だな……こら由佳……ちゃんと顔を洗って目を覚まして来い。お前、そんなに胸ないからブラジャーなんて要らないだろ?」

「違うでしょ!」

 突っ込んでくるが、俺の考えを超えているのでもはや何に突っ込まれているのかわからなくなってきた。

「何が違うんだ?」

「ああっ、もうっ!!」

 そういうと、自分の胸の下で上組みをする。

「どう?」

「どうって何が?」

「……」

 さらに胸がせりあがるように腕を組むがわからない。けど、顔を真っ赤にしているところを見ると……

「さてはお前、熱だな?」

「はぁ?」

「きっと、由佳みたいにシャツ一枚で寝ちまったんだな?まったく、相変わらず子供なんだから……ほら、お前は寝てろ。ちゃんとおかゆ作って持ってくるから」

「違うわよ!」

 両腕を振り回して否定している千佳………やれやれ、わがままさんめ!

「違わない、まったくお前は強情なんだからな……」

 俺はさっさと千佳を抱き上げて部屋に連れて行き、ベッドに寝かせる。

「ちょ、ちょっと!」

 ぱぱっと濡れタオルを準備してきて頭に載せる。

「今日はゆっくり寝てろ……いいか?身体の具合が悪いって言うのにまた無理して起きてきたら……力づくでもお前を寝かせるからな」

「……わ、わかったわよ」

 そういって静かに布団を頭からかぶったのだった。

―――――――

「ほら、あーんっ」

「じ、自分でできるわよ。恥ずかしい」

「馬鹿、いいからさっさと口を開けろ」

「……あーんっ」

 おかゆを口に運んでいると隣に座っていた漆も口を開けていた。

「あーんっ」

「……お前は病人じゃないだろ?」

「病気だよ!」

「病名は?」

「仮病」

「…………」

 まったく、こんな知識をテレビから得てくるんだから大変だ……。

「輝さん、そろそろお昼にしませんか?」

「そうだなぁ……ほれ、あーんっ」

「あーんっ」

 まるで小鳥みたいだなぁと千佳を見ながらおもったが……そうだな、お昼は焼き鳥を買ってこようか。

「……兄さん、今日は昼から雨が振るっていってた」

「そうか、それなら洗濯物を入れないとな……最後、あーんっ」

「あーんっ……って、由佳!何でケータイをあたしに向けてるのよ!」

「……記念」

 何の記念だろうか?前もこんな風に食べさせたような気がするんだが?

「よし、じゃあ昼にするか……」

「輝、雨が降ってきたわよ!」

「大変!輝さんは座っててください」

「……パンツが!」

 あわてて俺以外が洗濯物を入れ込むために外に出て行ったのだった。

「さてと、じゃあ俺はもう行くからな。ちゃんと寝とけよ?」

「……わかったわよ」

 おとなしくそういったのでよかったよかった……


ぴんぽーん♪」


 さらに、忙しいのに人が来たようで……俺は急いで玄関へと向かったのだった。


ちぃっと、あれな話ですが………某作者の方がとらドラなるゲームにはまっていると聞きまして、とらドラを見たことも聞いたこともなかった雨月としてはなんとなーく、興味を持って動画サイトにてとらドラを第一話から最終話まで見ました………感動した、めっちゃ感動した!感動してたら小説の更新が遅くなっちゃいまして………それで、近くのゲーム屋にとらドラのゲームを買うべく向かったのですが………売り切れ。ちなみに雨月が足を運んだ店舗数、11件。どこも品切れ状態だったのでした。というか、前回の更新から一日しかたってないからなのか、それともそんなにこの小説人気ないのか…………まったく、感想かいてくれる人がひとりなんて………ぐすん、へこむ。獄潰しもあれだったし…………って、この程度じゃへこみませんけど!だって、以前書いた小説で一ヶ月ばかりへこんだ酷評あったから!さて、気を取り直して前回のクイズの答え!答えは相手の声をきくためでした!この後書きのシリーズおもしろいので続けたまえとかそういう上から目線の感想でもいいんで誰か、誰か俺に感想をぉぉぉ!!!下さいっ!!(心の中で、土下座)

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