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このファンタジーな世界で…  作者: 黒猫
異世界不慣れ期
5/28

悪夢の中の少女の願い

今回の内容は、クロネが寝た後の夢の話です。

………………………………………………………………………………………………………………………………………………………(ここは、一体…)

俺の目の前に広がっている世界、それは暗闇の空間。

(声がする…?)

{……す…けて………}

(なんだろう)

{助けて!}

(!!?)

その声は、俺の声によく似ていた。

いや、これは俺の声だ。そんな感じがした。

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

視界が、空間が明るくなっていく。

(…っ!)

そこに描写された世界。それは、壊され、滅びた街。燃え盛る炎。沢山の死体。流れる血。頭蓋骨などの骨とかが散乱していた。

(…なんだよ、これ。

……あれって、俺!?)

滅びた街に、1人の少女…。俺だった。

そして、俺は泣いていた。

誰も居ない街で、孤独に…

(な、なんで、俺があんなとこにいるんだよ!

俺に、あいつに何があったんだよ!)

俺は、理解出来なかった。

突然夢で聞こえた“助けて”という俺の声。

目の前に広がる滅びた街。

涙を流し、“独り”立っている俺。

わからなかった。

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

また、聞こえてきた。

…俺の、声が

{…なんで、死んじゃったの?

一人にしないでよ…。

置いて、いかないでよ!}

その場に立ったまま、俺は叫んでいた。

悲痛な、悲しい叫び声だった。

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………










“ザザ…ザ…ザザザ…”

突然、俺の頭の中に砂嵐が映った。

(…っ!

なん…だ…………)

意識が、遠くなっていく。

………………………………………………………………………………………








そして、俺の意識は完全に落ちた。

…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………






「…くぁぁ。」

目が覚めた。

辺りに変わった物は無く、確かに昨日寝た森だった。

(…朝か、なんか眠れてないような気がする…。)

寝袋から、早々に出て旅をする準備をする。

(はぁ。街、見つかるかな…。

それにしても、なんだったんだ?あの夢…)

なんか憂鬱だが、準備を済ませて、俺はまた歩き始めた。




やっぱり街には、着かなかったw

もういっそのこと、馬車走ってましたてきなことにしようかなw

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