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2人

〜♪君のいない世界 世界 世界

真っ暗で閉じたみたいだよ



繊細で、でも凛とした透き通ったアイリの声は、海の波音と調和して一つの音楽を奏でていた。


〜♪でも、忘れなきゃ

もうここまでなんだ…だから…



アイリは、ピンク色の柔らかそうな唇を閉じ、立ち止まった。


僕は(勿体無い…最後まで聞きたかったな…)と思いながら、アイリに話しかける。


「アイリ?」


「ごめん…先帰るね……」

くるり、と背を向けて遠ざかっていくアイリの背中が妙に重く感じた。


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