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第五話 一つとは限らない

いつも読んでいただきありがとうございます!

やっと月間35位です。

これからも、頑張りますのでよろしくお願いします!


大賀おおがを生徒会に送り出した後、ハジメと交代して初めて食堂に来ていました。


「なあ、俺は全然分からなかったんだけど」


何がです?


「そうだな、まずは何で食堂に?」


それは簡単な推理です。

今回、初めて校門前の掲示板に張り紙がされました。

これは、多くの生徒に広める意図がありました。

すると、同じ校門前は警戒されてると考えて同じ所には貼らないでしょう。

そして、安定して生徒の目に留まり、教師の目に留まらない場所。

それが、食堂なのです。

ここの食堂は生徒と教師は別々なので。


「なるほど。じゃあ次に、犯人に目星がついてたのか?」


なんとなくは。

でも、実行犯は既に遠藤えんどうさんは分かっていたと思います。

張り紙が張り出されて日が経っていました。

その間に調査をしなかった訳がありません。

その上で困った相手だったと、いうことです。


「どういう?」


まずは、こうさんが仲直りしたい相手ということ。

そして、確認した訳ではないですが、多分大賀さんは偉い人の令嬢だと思いますよ。

この学校はそういった生徒も多いので。


「そう、なのか?」


はい、松田まつださんとかもいいとこの令嬢だと思いますよ。

持ってるハンカチとかポーチが一つで数万円するブランド物です。

初めて見た時びっくりしました。


「そうそう、なんで松田が?」


それは、彼女が報酬で動いてくれたからです。

予想ではあの人と繋がりがありそうですし。

動いてくれなかったらもう少しかかってたかもしれないですね。


「報酬?」


あなたと大西くんの半裸で仲良さそうに撮った写真を。


「は? なんで、そんなもんが報酬に?」


物の価値って人それぞれですから。


「後、あの人って?」


……

………姉さん、です。


「そ、そうか。本当に苦手なんだな」


はい。


「じゃあ、最後。いつから小林こばやしが黒幕だって?」


それは、張り紙の時期的に本格的に付き合い始めた頃だったことが引っかかりました。

もし、本当に嫌っていて何か起こすのであれば、喧嘩してすぐの頃に何かしていた筈です。

それに考えてみてください。

嫌いな同性が全くの見知らぬ人と付き合ってたらどう思いますか?


「ご勝手に?」


そうです。

これがイケメンとかだったら話は違うでしょうが、残念ながらよく評価しても僕は中の上くらいですから。


「確かに」


だとすると、異性の嫉妬が関わってると思いました。


「でも、なんで小林が?」


そんなの分かりませんでしたよ。

正直、罪をなすり付ける相手がいれば誰でもよかったです。

交換日記を見せて、恋さんの気持ちを知らせることで大賀さんをこちら側に感情を傾かせ。

その裏で操っていた奴が恋さんしか見えてない自己中心的な奴だと知らせれば、雰囲気的に大賀さんも被害者側に転んでました。

それが、僕が損せず効率的な結果でした。


「そ、そうか。相変わらずだな。で、俺は何を食べれば?」


好きな物をどうぞ。

これから、野球部もありますし。


「ほんとか!?」


嬉しそうにハジメが食堂の券売機前に行こうとした時でした。


「柏山くん」


声の方へ向くとそこには遠藤さんがいました。


「錦織さんが待ってます」


「それって」


「錦織警視総監。姉様のお父様です」

「そんな」


久しぶりに会った友達の智香さんの家にて。

お姉ちゃんは絶望のあまり、顔を真っ青にしていました。

なんと、友達だと思っていた智香さんと好きな人が付き合っていたのだ。


「だ、だって。あの時私を救ってくれたのは、彼も私を好きって」


「それは誤解よ。だって、彼はあなたがいなくなったと聞いてからだもの。一樹は優しいだけなの」


その言葉がお姉ちゃんに重くのしかかりました。

ずっと、支えにしてきたものがなくなったからです。


「でも、お互い違う学校に通うことになって、私たちは別れたの。だから、彼にとっての恋愛なんてそんな物なの」


そう言って智香さんは、いかにも彼と付き合わなくてよかったといった口調で話をしてきます。


「私は今の彼と付き合えて幸せだわ」


「そうですか」


だがら、諦めろと言いたげな彼女の言動に少し腹が立ちます。


「とりあえず、私は帰ります」


お姉ちゃんはそう言って立ち上がりました。

その時、お姉ちゃんのカバンから紙切れが落ちます。

それは今度行う、私のコンサートのチケットでした。


「よかったら今度コンサートがありますので、どうぞ」


「ありがとう。絶対に行くわ」


そして、お姉ちゃんはこの街を後にしました。

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― 新着の感想 ―
[一言] ああ、でも智香嘘ついてるのか自分が主人公捨てた事。 学校別れたせいにしてるし。
[一言] まあ智香はこんなものか。
[一言] うーん目が滑る 誰が何をしてどうなったのか?何度も読み返さないと分からない 小林の一人称は俺なのか私なのか? 大賀は子息なのか令嬢なのか? 細かいところで表現間違いやブレが散発していて、誰の…
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