表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
少林対拝金教団  作者: 東武瑛
2/16

拝金教

縹局の看板

女が走って来る。

中庭で男が武術の稽古をしていた。

「兄さん」

「どうした、琳。こんな朝早く」

「お父さんが殺されて、大金が盗まれたわ」女が男に言った。

「ナニッ」

その頃、山中の家の前に人々が集まっていた。

家から男が出て来た。

「皆の者」男が口を開く

「悪どい金貸しは我々の手で処刑した。そして金は奪い返した」

パチパチパチパチ

人々が拍手喝采した。

「これから、皆に等しく金を与える。並べ」

人々の長蛇の列が出来る。

「教祖様、ありがとうございます」

皆、口々にそう言って金を受け取った。

「我等、拝金教に従えば金に困る事はない」教祖が言う。

「共に戦おう。富豪は敵だ。共に奪おう。そのために戦うのだ」 

歓声が響き渡る。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ