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未来の四次元ポケット

「アイテムボックスの使い方はわかった。じゃあ、次にスキルについて教えて」


《承知致しました。この世界のスキルは、生まれた時から1人ひとつ必ず持っているものです。》


「ちょっと待って、俺3つ未登録あったけど?」


《はい、コージ様は異世界特典により通常1つランダム獲得のところを3つまでスキルが自由に登録する事が可能になりました。また、自由登録が可能ですが一度登録してしまうと二度と変更は出来ませんのでその点御了承下さい。》


「…例えばさ、飛行で登録すれば空飛べるの?」


《はい、左様でございます。》


「魔法最強でチートとか?」


《魔法のみですと、効かない個体種もいますのでチートにはなりません》


「あ、そうなの…」



魔法が効かない個体種がいる、と音声が言うということは、この世界には魔法が存在するということだ。

夢の中の自分は厨二病らしい。

どうせならスーツじゃなく、ちゃんとした装備で見たかったがそこまで想像力がなかったんだろう。



「じゃあさ、アニメから引用とか可能?俺、未来から来た犬型ロボットの未来道具全般使えるようになりたいんだけど」


《可能でございます。その場合、"未来の四次元ポケット"で登録下さい。初期装備となる未来道具ですが、作中に犬型ロボットが購入、使用した物のみとなります。増やす場合はこちらの金銭での購入が可能ですので、未来デパートでご購入下さい。》


「自分で買わなきゃなんだ…。まあ今多少は金持ってるけど無くなった場合は?」


《冒険ギルド、商業ギルドで様々な買取をしております。ダンジョンドロップ品、魔物討伐等で出た物を現金と交換して頂けます。》


「え、魔物…?」


《左様でございます。》


「どんな…?」


《ドラゴンからスライムまで様々です。》


「そうなんだ…、まあとりあえずスキル2つ目登録するよ!"未来の四次元ポケット"!」


《一度決めたスキルの変更は出来ません。このスキルで登録しますか?》


「はい!」


《登録完了致しました。常時起動オンに致しますか?オフの場合、画面からの切り替えが必要になります。オンの場合、思念のみでアイテムボックス同様空間の歪みより未来道具と取り出しが可能になります》


「オンで!」


《畏まりました》



こうしてコージはスキル2つ目を手に入れた。




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