表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

プロローグ 死んだ少年は女神様の気まぐれで転生する

皆さんはじめまして。

初めて異世界転生モノを書くので見苦しかったり、展開が早いかもしれません。

それでもいい方は見ていって下さい。


では本編どうぞ

一人の少年が目を覚ます。

彼の名は北條時雨(ほうじょうしぐれ)。高校二年の17歳だ。

顔は平凡、頭脳も平凡、運動神経も平凡、平凡が大好きな彼は平凡な生活をおくっていた。

この日まで....。


いつも通りに通学する時雨。

横断歩道を渡ろうとしたその時、一台のトラックが突っ込んできた。

恐怖のあまり目を閉じてしまう。


.....衝撃を感じない。


時雨は恐る恐る目をあけた。

すると、そこは真っ白な空間だった。

何もない、ただ白いだけの空間。

時雨は思った

(ここは天国だろうか...)

と。


「いいえ、ここは天国ではありません」

時雨の頭の中にそんな声が響く。

ふと、上を見ると女神様としか言い様のない女の人が降りてきた。


「はじめまして、私は転生の女神。

 先ず、あなたに伝えなければならないことがあります」

自ら女神と名乗った彼女はそう言うと

「あなたは死にました」

と短く時雨につげた。


「やっぱり死んじゃいましたか~....」

まるで予想してたかのように時雨は呑気に答えた。

「...あら?あまり驚かないのですね」


「まあ、トラックに轢かれましたからね」


「そんなあなたに新たな人生のチャンスを与えます」


「どうして自分なんかが....?」


「女神は気まぐれなのですよ」


「は~?」


「そんなことより、あなたはもとの世界に帰るわけではありません。

 あなたには異世界に転生してもらいます」


「異世界....ですか?」


「はい、ですが特別にあなたにはその姿のまま転生してもらいます。

 おまけであとひとつ特別な力を与えます」


「いえ、正直転生するつもりはないです」


「それは聞き入れられません。何故なら既に転生し始めてるのですから」

そう言われ慌てて体を見ると、徐々に消えかけていた。

「特別な力、何がいいですか?」

再び、そう聞かれた。

「...いりません。特別な力に頼らず、自分の力だけで生きたいです」

時雨が答える。

「そうですか....。分かりました。.....では、行ってらっしゃい」

女神がそう言うと、時雨は目を閉じた。


「ふふっ、予想以上に面白い子ね」


こうして北條時雨は異世界に旅立った。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ