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この作品には 〔残酷描写〕 が含まれています。

お母さん大好き

作者:没落姫
 生まれてから、努力ばっかりしていた。 小学校の時から、テストでは、100点を取ることが私の心の中にはいつもあった。いや、取らないといけなかった。
 だって、お母さんに喜んでもらいたかった。私のお母さんはいつだって優しくて、私を優しく撫でてくれる。 

 「美琴は、いい子ね。お母さんは美琴のこと好きよ」

その言葉は、甘くて麻薬のように私の心を蝕んでいく。
お母さんは私のことが好き。 私は美琴。美琴もお母さんのことが好き。

100点取れなかった日は、何も考えられなかった。テストを差し出して

 「お母さん、ごめん」

そういうと、

 「あら、まあ美琴ががんばったからいいじゃない。」

そういって、私の背中まである髪の毛をなでる。

お母さん、大好き。 だから、なでる力が痛いのも気にしないよ。

髪の毛だって、お母さんの好きなロングヘアーだよ。
学校から帰ってくるのも早いでしょ?美琴、走って帰るんだよ!
友達と遊びたいなんて思ったことないよ。


だって、私にとって、お母さんが一番。

 「美琴、次はもっと、頑張ろうね。お母さんも応援しているわ。」

 「うん、頑張る。 お母さん?」

 「なに?」

 「大好きだよ。」

世界で一番好きなのはお母さんで、私はお母さんがいないあと生きていけない。

だから、美琴を殴るのも、蹴るのも痛くないよ。

だから、私を置いていかないで。

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